今年はやはり選挙の年だった | 経済、社会を考える

今年はやはり選挙の年だった

 今年は、アメリカ、フランス、ロシアなど世界の主要国で選挙が行われるため、今年は選挙の年だ、と今年の初めに書いた。中国は選挙ではないが、共産党大会があった。日本は来年の九月まで衆議院議員は任期があり、選挙の時期は分からなかったが、今年の十二月に選挙をすることになった。まさに今年は選挙の年となった。
 ロシアではプーチン氏が大統領に返り咲き、アメリカではオバマ氏が再選した。フランスでは、新しい大統領が誕生し、中国も新しい指導者に代わった。日本でも最近の世論調査の結果では、自民党が有利であり、自民党中心の新政権が誕生する確率が今のところ高い。来年は、新旧指導者の下で、今後の世界のあり方の方向性を示す年になるだろう。