ブログでは父が亡くなった事を書いたけど

なかなかリアルでは周りに言えないまま…。

先日、父の事を知った友達が連絡くれました。

 

大丈夫?

たまちゃん、お父さんの事

すごく大好きだったもんね。

辛い時ほど明るく振舞うから

チョット心配です。

 

30年来の付き合いのママ友

今はダンナさんが闘病中で

なかなか会えないけど

コロナ前は毎月会って

お互い親の事をよく話してたので

心配してくれたようです。

 

あんなに私

「自分はお父さんっ子で父の事が大好き~」

って言ってたのに

お葬式の翌日から仕事行ったり

普通に何もなかったように過ごしてる。

意外に平気だった自分にビックリよー

 

って返したんだけど。

 

なぜか、ここ数日

ふと 父を思い出しては

涙が止まらない毎日でした。

 

 

「最後だとわかっていたなら」

10歳の息子さんを水難事故で亡くした

アメリカ人女性が悲しみを綴った詩。
同時多発テロをきっかけに広まり

何年か前に私も読んだ事あるけど

父を亡くした後に読むと共感ばかりです。

 

最後だとわかっていたなら…

あの時もっとこうしておけばと

私もどうしても思ってしまう。

 

 

会話が噛み合わなくても

父がまだ意識がある時に

もっと言葉で想いを伝えておけばと

後悔の気持ちでいっぱい。

 

 

父と最後に言葉を交わしたのは

3月27日に病院に連れて行った日

 

「喉が痛い」という父に
もっと優しい言葉をかけてあげればよかった。
 
「寒い」という父に何かかけてあげればよかった。
 

父が好きな黒飴

車で待ってる時に

1つだけ渡したんだけど

2つでも3つでもあげればよかった。

 

家まで送り届けた時
1人で歩けず
両手で支えながら…だったけど
仕事に戻らなきゃいけなかったので
「早く早く」って思いながらでした。
 
椅子に座った父に
「少しでも何か食べてね。
また来るからねー」
と言うと
頷いて手を振ってくれた父。

 

もっと丁寧に接すればよかった。

 

「ありがとう」「ごめんね」と

日頃からしっかり伝えていればよかった。

 

 

 

この週末で父が亡くなり、ちょうど100日。

 

調べてみたら

百箇日法要は別名「卒哭忌(そっこくき)」

悲しみに区切りをつけて故人の死を嘆く状態から

抜け出すという意味があります。

と書かれてありました。

 

今まで気持ちが追い付かず

涙を流す事もなかったけど

100日を前に

寂しい、悲しいという感情を

吐き出す事ができて良かったのかも。。

 

 

悲しさは火曜日がピークで

この日は仕事してても涙が…。

(事務所、1人で良かった)

 

お昼休み、彼に電話で

想いを聞いてもらったり。

 

家族LINEで子供にも

後悔の気持ちでいっぱいと伝えました。

 

 

返事は期待してなかったんだけど

翌日、仕事してたら

(ママ=うちの母)

 

息子からの返信にまた涙…悲しい

 

 

父が亡くなった当日も息子は

たまちゃんもぶうちゃんも

ジイチャンに精一杯の事したと思う。

何もできなかったのは自分。

だから2人には感謝してる。

と言ってくれました。

 

息子も大学卒業するまでは

病院の送迎をしてくれてたし

県外で暮らすようになってからも

電話で父の話し相手になったりと

できる事はしてくれてたと思う。

 

 

この歳にもなると

一通りの事は経験済みで

大概の事は大丈夫なんだけど

身内の死はなかなか

気持ちの整理もしづらいです。

大切な人を失う喪失感は

何度経験しても悲しい…。

 

でもひとしきり泣いたら

少しスッキリしました。

 

 

週末、お墓参りに行ってきます。