こんばんは。

自閉症スペクトラムの息子を持つ、児童発達支援士&発達障害コミュニケーションサポーター兼セラピスト&パーソナルトレーナーの高橋志乃です。


前回の続きです。


話題に挙げた子はどんな虐待を受けたのか説明します。


虐待というと、殴る蹴るなどの暴力、暴言、性的虐待などを思い浮かべますが、そうではないのですよね。


それが、逆にリアルなのですよ。


その子は触覚過敏があって、触られたら嫌なところとかがあるのですよね。

だからお風呂も入れられず、体は拭くしかないという状態だったと。


そういった情報も先生には知らせているのですが、なぜか洗面器風呂と呼ばれる風呂に入れていたと。。


始めは、シャワーを浴びさせていると聞いていたそうで、親御さんも学校ではシャワー浴びれるんだ!と喜んでいたとのことなのですが、違ったのですね。

洗面器風呂っていうのがまた謎なのですが、お子さん本人が、洗面器やだ、お風呂嫌だと書いて知らせていたようです。


一見大したことではないと思うかもしれないですが、感覚過敏って、私たちが想像できない辛さがあるんですよね。

例えば、綿しか着れない子は、それ以外の素材の服を着ると全身を針で刺されたような感覚になってしまうとか。

地獄ですよね。


きっと、そんな地獄を毎日繰り返され、怖くなってしまったのでしょうね。


どんな先生だったかというと、とても感じがよく、優しそうでやる気もあってと好印象だったとのこと。


だんだんとお子さんの元気がなくなり、体調不良で学校を休んでからそのまま登校拒否が始まったが、毎日のように先生が家まで来て様子を伺いに来てくれたと。


一見熱心な先生ですよね。


親御さんもなんとかして学校に行って欲しくて、ある日無理やり連れて行こうとしたら、何やら紙に色々書いて渡されたと。

それには、学校いやだ、先生きらい?怖い?とか洗面器嫌だとかっていう訴えを書いてくれたんですよね。


親御さんはそれを先生に見せたら、わかりましたとそれを学校に持ち帰っていった。

きっと何か解決策を考えてくれるだろうと思っていたら、他の先生と笑いものにして、「鍛えがいがありますね」とか言われたと。


この時から親御さんも不信感を持ち、学校に無理には行かせなかったのですが、最終どうなったかというと。。


先生がとにかく学校に連れて来て欲しいと言うので、連れて行ったら、指の爪が剥がれる怪我をしてしまったのです。

でも、親御さんはその時体調が悪く連れて行けず、知り合いの人が連れて行って、その人がちょっと駐車しに行ったほんの少しの時間の間に起きた事故だと。。


でも、それ結局どうしてそうなったのかとかわからないままだし、学校側もまともに対応してくれなかったと。


更には家に訪問に来た際に、親御さんに向かって「鬱病ですよ。病院行ってください。」とやたらと言われたらしく、病院に行ったが鬱病の診断は一切出なかったそうです。

鬱病の親のせいで、子どもを学校に行かせないようにしていると学校では報告していたのではないかとのことです。


更には、児童相談所の職員までよこして、学校に行かせないのは虐待だと。


恐ろしいですね。


結局、爪が剥がれた怪我があった後すぐにその担任は他の学校へ異動したそうです。

学校側の対応なのか、本人の希望があったかは定かではないですが、やはり何か後ろめたいことがあったのでしょうね。


わかっているのは洗面器風呂に入らされたことと、帽子被るのが嫌だ、バス乗るのが嫌だと本人が訴えていたわけですが、恐らく他にもあったでしょう。


フラッシュバックが起こるくらいのトラウマですから。


自閉症の子は記憶力がよすぎて、忘れたいことが絶対に忘れられないことがよくあるそうです。


私の息子も、何年も前に行った場所、食べたものなどを突然言ったりします。


普通なら時間が解決してくれることも、障害がある子には関係ないのですよね。

鮮明に思い出してしまうのです。


そういったトラウマを、小学校通い始めてすぐに経験してしまうなんて悲しいというか、悔しいというか、学校選びをもっと慎重にすれば良かったとか、親御さんは自分を責めますよね。


このブログを書いている親御さんが、自分達のことを引き合いに出してもいいので、そういった悲しい人達が増えないことを願いたいと書いていたので、私もブログに書かせていただきました。


特別支援学校が全てそんなところではないと思っています。

良い学校もたくさんあると思っています。


でも、障害を持った子どもやその親にとっては、他に選択肢がない場合も多く、更に通える範囲の学校なんて限られています。


殴る蹴るというわかりやすいこと以外にも苦痛な場合があります。


そして、時間が解決してくれないから何年経ってもトラウマとして残ってしまう。

話ができないならカウンセリングを受けることもできない。

本人はもちろん辛いですが、親はもっと辛いはずです。


ブログや動画を拝見する限りは元気そうですが、良い報告があれば良いなと思っています。


私の息子は、保育園、学校、療育施設やお友達にも幸い恵まれている方だとは思いますが、ちょっと話通じてるようで通じてないなと感じたのは、実は療育施設の先生だったりします。(かなり少数です)


またそれは別で書きますが、障害児だから、重度だから支援学校がいいというのはちょっと立ち止まって考え直す必要が親にはあるなと思います。


色々な情報を得るのは大事ですね。


2回に渡り、ちょっと重い内容で、憤っているのもあり長い文章で申し訳なかったですが、最後まで読んでいただいた方には感謝です😅


ちょっとスッキリしました!