男は黙ってサッポロビールに隠されたものは。 | 「何があっても大丈夫を土台に自己肯定感と安心感を育む話」語り部CHIKAGE

男は黙ってサッポロビールに隠されたものは。

急に噴き出してきた。

「お父さんの愛」







こころの大富豪トークショーが終わったあと
講師三人(アッコさん、さをりん、私)
と主催のちぽちゃんで

振り返りをしていると




話の流れは「お父さん」の話になった。





お父さんがもう亡くなり
亡くなる前に
優しかったし
愛情いっぱい送ってくれたのに
その時、受け取れなかったと
さをりんが泣き出した。
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さをりん、そっかぁ、そっかぁと手を握ったり背中さすったりしてた。
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そして、その時、アッコさんが
さをりんに熱く本気で語った。
本気の愛を送った。
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そのこと

すっかり忘れていたけど

アッコさんが昨日こう綴った。




ーーー



〇〇から来てくれていた妹家族を、実家に送って行った帰り、
寒いのに薄着のまま見送りに車までついて来てくれていた父。

バイバイして、角を曲がると、子ラッコが言った。

「おじいちゃんに抱っこされたかったー」

最初はよく聞き取れなくて、
何度か確認すると、確かにこう言っていた。

珍しすぎることを言うので
これは行かないとダメだ、と思い
急いでUターンしたら
父はまだ階段の下にいた。

喜んで抱っこする父。
何度もギューしてチューする子ラッコ。

ひととおりやって、再びバイバイして
車を走らせると、
 
「ままも おじいちゃんに 抱っこしてもらったのー?」と。

Σ(゚д゚lll)
そんなこと言うの?衝撃。。。

「うん、ママもおじいちゃんに抱っこしてもらったんだよ」

言いながら、涙が。

。゚(゚´Д`゚)゚。

「しょっか〜〜」と言うと
寝息を立て始める子ラッコさん。

いろんなことが走馬灯の様に駆け巡り
泣けて泣けて、高速道路の運転が大変でした。

--------

今夜の父は珍しくずっと
ソフトボールのユニフォームを
脱ぎませんでした。

私が生まれたと同じくらいの時期から
40年間、地元のチームで汗を流しています。

今シーズン開幕だった今日、
これまで地域社会に貢献してきたことを
讃え、表彰状をいただいたそうで
いつも以上にご機嫌でした。

久しぶりに見るユニフォーム姿、
とてもとてもカッコよかった。

それで思い出した。
私はこの姿、大好きだったんだと。

家族を放っておいて
私たちを母に押し付けて
自分は楽しいことばかりして
許せないこともあったけれど

今だから分かる。

親が幸せで好きなことしてるのが
子供にとって幸せ。

大人になって
家を顧みず、自分勝手で
私のことなんて全く理解してない
興味も持っていなかったと
怒りとともに思い出すことがあったけれど

子供の頃から、
ソフトボールをしている父が
誇らしくて好きだった。

さっき、
子ラッコを車に乗せる時に交わした
短い言葉の中に
父は、私の根本の根本をわかってくれてる。
ずっと見てくれてきた。
お互いこの想いを共有してる、と
心で理解できた。

この人の愛情の豊かさを
私はたくさん受けてきたんだ。

いつも交わしている会話なのに
今日になって
スコン!!と落ちてきた。

先週の、させてくれる愛講座、こころの大富豪トークショーから
ゆるいゆるい余韻の中で

この週末は、妹や両親からの
たくさんの「愛されている証拠」を
まざまざと見せつけられていた。

すると、最後に
ものすごいのが来た感じ。

残念ながら、私は
父の、大嫌いなところがそっくり。

そして、それは
大好きなところでもあった。

名古屋のこころの大富豪トークショーの打ち上げで
さをりんに言わされた言葉

「先祖代々が引き継いできたもので
断ち切らなければいけないものなんてない。

引き継いできたものがあるとしたら愛しかない。

親が子を思う気持ちと同じ様に
幸せになれよーーー!という
願いしかない。」

完全に、自分に言っていたね。

私、遠慮なくもっと幸せになろうと思う。

今宵のあの素敵な時間を忘れない。

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(これは別件で泣いてる写真だけど)




ーーーー

(ここから私。)


男性の愛



男の人の愛



お父さんの愛



旦那さんの愛




表現して相手に伝える

愛を伝えるなんて


恥ずかしくてできないのが日本人。




でもこころの中には大きな大きな深い深い愛がある。




伝え方がわからない。




男は黙ってサッポロビールなのである。
(昔そんなの流行ったな。知らないよね。笑)
男たるもの、ペラペラ口に出してあれこれ言うな、時代。




表現しないけど、そこに在る
愛が大きすぎて気づけない。




先日、私も娘と実家に帰った時

娘が「おじいちゃんはママのこと、「ちいや」って呼ぶんだね。」と。

そう、父は私のことを「ちい」と呼ぶ。
私を探す時「ちいや」「ちいや」と呼んでいたのを聴いて、娘は新鮮だったのだろう。



私を「ちいや」と呼ぶ人は他にはいないから。





でも、その「ちいや」を聴いた時
小さい時の思い出が一気に噴き出してきて
いっぱいいっぱい愛されてきたな。
いっぱいいっぱい愛情もらって来たな。
いっぱいいっぱい大切にされてきた思い出が蘇ってきて涙が出たのを思い出した。





みんなみんな持ってる、貰ってる、
みんなみんな、こころの奥に大切にしまってある
「愛されてきた記憶」。




気づかないけど、ふとした時に思い出す宝物の思い出。




大切すぎて、奥の奥に潜んでいるのかもしれない。








(あーーー、行かなきゃいけないのに噴き出しが止まらない。)




「こころの大富豪トークショーin名古屋」の様子をさをりんが素敵に記事してくれています。


アッコさんの記事もじーーーんとくる。


是非読んでみてね。





またねまたね。
また書くね。

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男性の愛は深くて大きくてちょっと薄味。




ありがとう。