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CrazyRookie シーズン1始めました!
この物語は、平均150-200時間程度残業をしていた
玉ちゃんの社会人1-2年目時代のノンフィクション物語です
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「いつもお世話になっております !〇〇さんお元気ですか ?」
いつものように元気に電話を取り、お客さまとの会話が始まる
「こんにちは!元気ですよ、玉ちゃんはいつもお元気ですね !」
「はい!! それが取り柄ですので(笑)今日はどうされましたか ?」と私
「以前から提案を頂いていたポスターをお願いしようと思って !13本」
入社してから3カ月経った7月のある日、携帯を持つ手は嬉しさと緊張で震えていた。
入社して3カ月・上司の力を借りずに自力で頂くお仕事は、会社では遅い方だった。
早い人は飛び込みをして数日でお仕事を頂いている営業さんも多かった。
「えーーー !めちゃくちゃ嬉しいです !実は初めて自分で営業をして頂いたお仕事なんです」というと
「初めてのお客さんになれて嬉しいです !」
と言ってくださった。
デザインのイメージや希望納期を確認して電話を切った後、近くにいた上司に声を震わせながら
「〇〇さんがお仕事くださいました !めっちゃ嬉しいです !」
実はお仕事を頂いた会社は、今までいろんな営業さんが訪問しても全く受注につながらなかった会社で、それでも私は絶対に取引をしてみせます !と上司に懇願して訪問していた会社さんだった。
上司もめっちゃ喜んでくれ、その後会社内のメッセージグループに受注の報告をした。
たくさんの先輩からおめでとうのメッセージを頂いた中、A部長から
「玉ちゃん初受注おめでとう!仕事をしていると利益に目が行きがちになってこの気持ちを忘れてしまうこともある。今感じているお客さまの役に立ちたいという気持ちを大切にこれからも頑張ってね !」
という言葉を頂いた。
私はこの言葉がもうずっと離れない。
この後いろんな仕事をして、目標が達成しない時にどうしても利益の事ばかり考えてしまうことが多々あった。そんな時は初受注の時に感じた気持ちとこの言葉を想い返している。
初心ってなんで大事かというと、その時に感じたことが
「自分の全てで、自分のいい部分」なんだと思う。
提案によってお客様のお役に立ちたい
お客さまから頂く仕事によって、社会に貢献する
これ私が仕事をする上でのパッション的なもので今も変わらない考え方だったりする。
人って不思議で「お金が欲しくてやっていること」と「お役に立ちたくてやっていること」は簡単に見破られる。
“お役に立ちたい”と思ってやっていることは、自然と受け入れられ繁栄していくのだと、初受注以降のお仕事で多々感じた。
素敵な言葉を頂いたA部長、ありがとうございました