「玉ちゃん企画書は好きな人に渡すラブレターと同じだからね!♡」
プランナーIさんは言った。
恋と愛とかラブとか、そんなこと言いそうにもないキャラクターなのに、口に出した言葉が「ラブレター」だったので、この人そんなこと言う人やったか?と思いながら……
「ラ……ラブレターかー! めっちゃいいっすねー! 愛をこめるんですね」
と答える私。
そういえば
企画を考えている時「これってお客さん喜んでくれますかね? 」
とか言いながら、喜んで頂けるかをずっと想っているし
笑顔になってもらえるような企画を考えて「どうやったら新しい発見とか、気づきになるような提案にできるか」を考えているし、一度も話したことがない方に話す場合もあるので、相手が嫌がらないように、安心してもらえるようにとも考える
提案をする前は「気に入ってくれるか?受け入れてくれるか? 」ドキドキで胸がいっぱいだし
回答をもらうときは、耳や目を塞ぎたくなるくらいドキドキものである
もちろん“両想いになること”が目的だから、まずは相手を知ることが前提で
事前のリサーチは入念に、お客様の会社の商品を試したり、お店に行って商品の陳列を見たり、お店の人に話を聞いたり、過去の取り組みもチェックして課題や改善点を見つけておく
大前提として「この企画、めっちゃ喜んでもらえる!! 両想いになれそう! 」と満場一致で自信をもって企画を考える必要がある。
企画段階で「これってどうかな? 」と疑心暗鬼になっている時は、もう一度作り直す必要がある
その上で
言葉を選び、伝わりやすい表現で伝えたいことを伝えること
が大事
そうして作った提案書は、自信をもってウキウキして、すぐにでも伝えたいくらいなので、相手にも伝わり
両想いになる確率も高くなる!
私はIさんと仕事をした事でプランニングの面白さを知り、転職先でプランナー職に就いた
営業だった頃に増して、この言葉を想い、提案書を作ってお客様に渡している♡