日曜に川内村でのテストで好結果を得た ゲテちゃん


もう少し良くしたい❗と  少しだけ 追加変更です


出足のトルクが気持ち薄いゲテちゃんですが、255ccインテークチャンバータンクが相性が良いので外したくない


196ccタンクだと下は良いが、上のトルク感が無くなるので


では、今 出来る策は無いか?と 思案


TLM50の純正チャンバーに低速トルク不足を補うシステムが付いて居ますので、騙される覚悟で真似てみる事に



純正チャンバーにはシリンダーから出て直ぐのエキパイに、細長いパイプが付いています

HERP(ホンダ エナジー レゾナンス パイプ)と言うやつ

これは 低速トルク不足を補う為の追加パイプらしい

原理はこんな感じ


2ストモトクロッサーとかだと 排気バルブをサーボモーターで制御してトルク不足を補ってますが、1983年式の車両にはそんなシステムは付いてません

アナログなシステムでトルク不足を補っていたんですね

4ストマフラーに付いているサブチャンバーと同じ原理みたい

こんなの効果出る訳ないじゃん❗とバカにしてましたが、メーカーがやってる事ですので効果はあるのだろうと考えを改めて パクってみる事に


とりあえず 確保しておいたステンレスパイプを利用

サイズは適当です

サクサクっと 取り付け完了


インテークチャンバータンクとイグニッションコイルに干渉しない所にパイプを通しました

容量とかは ガン無視です

ついでに、形状を一部変更した インテークチャンバータンクに交換


容量自体は変わりませんが、タンク前後の形状を変えました

今までは ただ円盤状の板を溶接してただけですが




R整形したステンレス板に変更して、見た目をちょっと良くする方向へ

溶接の方も 見映え重視です 

このR整形も 自分で考えて 製作してます

で、小改善後に また庭で軽くテスト

出足は 良くなりました

2速ギヤで発進してるんですが、アクセルに対して出足の1発目のトルクが気持ち上がってます

アクセル開度で行くと、アクセルを1/4位に開けた時のトルク感が太くなってます

なので、極低速走行の旋回コントロールがやり易くなってます

息付きも無く ストレスも無く 吹け上がりますので、吸気系の変更と同じく やって正解⭕でしたね

こんなの効果出る訳ないじゃんと ある意味馬鹿にしてましたが、自分のTY125Fに同じシステムを導入してるじゃんね

2ストにも効果があるとは 露知らず orz

全く持って 井の中の蛙でした

明日は川内村で トライアルスクールがあります

生徒さんの相手をしつつ ゲテちゃんのチェックをやっておこうと思います

少しずつですが 今まで上手く行って無かったゲテちゃん開発も、なんとか軌道に乗ってくれたようです