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ベトナム、米国の批判を無視してプーチン大統領を受け入れ
2024年6月20日, 10:54

ベトナムはロシアのプーチン大統領の訪問を受け入れた際、米国の批判を無視したという。ブルームバーグがこのように報じている。


「ベトナムは米国の批判を無視し、関係強化のためにプーチン大統領を受け入れた」

同紙が指摘しているように、ベトナムはロシアに対し、エネルギーや武器を含むあらゆる分野での「戦略的保護」と支援を見出しており、在ベトナム米国大使館からの反対にもかかわらず、プーチン大統領の訪問が行われている。

「ベトナムは、米国の否定的な反応に直面しながらも、数十年にわたるロシアとの関係を強調している」

また、ベトナムは、ウクライナにおける特別軍事作戦の開始後、ロシア非難に加わらず、中立の立場をとり、紛争の外交的解決を求めた東南アジア諸国の一つとなったとも指摘されている。

プーチン大統領は北朝鮮への訪問を終え、日本時間20日未明にベトナムに到着した。プーチン大統領は最高指導者であるグエン・フー・チョン共産党書記長ら会談し、ロシアとベトナムの包括的戦略パートナーシップに関するあらゆる問題について協議が行われる予定。