SPUTNIK日本
「世界規模の情報操作」=ザハロワ報道官、岸田首相の「ロシア核脅威」発言を非難
2024年4月18日, 20:59

ロシア外務省のマリア・ザハロワ報道官は18日、日本の岸田文雄首相が米議会演説で「ロシアの核による威嚇」と発言したことについて、「世界規模の情報操作だ」と指摘した。

「岸田首相は『ロシアの核による威嚇』という侮辱的発言をした。侮辱的なだけでなく、これは世界規模の情報操作だ。事実に即さないだけでなく、広島・長崎の原爆投下との類似点を印象付けようとする不器用な試みだ。これは日本政府が歴史の真実から目を背け、原爆投下の悲劇の作者を認めたくないという願望の追加の証明となった」


ザハロワ報道官のその他の発言

・岸田内閣の支持率は低迷しているようだが、政権は海外のパトロンのもとへ行って
 反露・反中発言でポイントを稼ぐしかない。安っぽいが、他に方法を知らないの
 だ。

・ロシアと中国の協力関係は、西側と日本の関係とは違い、他国に向けられたもので
 はない。日本が心配することは何もない。

・日本国内における、米核ミッションへの日本の参加の是非を巡る議論を引き続き注
 視する。

・ロシアのクリル諸島(日本でいういわゆる北方領土)における主権には議論の余地
 がない。