管制官、海保機の進入見落としと説明 羽田衝突事故で警視庁聴取
2024/4/3 19:08

東京・羽田空港で1月、日航機と海保機が衝突した事故で、当時、業務に当たっていた管制官が警視庁の聴取に対し、海保機の滑走路への進入に気が付かなかったという趣旨の説明をしていたことが3日、捜査関係者への取材で分かった。

捜査関係者によると、警視庁は3月までに事故当時に管制業務に当たっていた管制官13人に聴取を実施。事故が起きた「C滑走路」や海保機が通過した「C5誘導路」の担当管制官は、滑走路全体を見ていて気付かなかったなどと説明しているという。当時、管制塔では誤進入防止の注意喚起機能も作動していた。