動き出した男系男子養子案
2024/4/4 01:00

阿比留瑠比の極言御免

皇位の安定的継承のあり方を巡り、公明党が2日、衆参両院の議長に意見書を提出した。政府の有識者会議が令和3年に公表した報告書が提案した旧皇族の男系男子の養子縁組案について「妥当と考える」と明記している。これにより、まだ明確な結論を出していない自民党を含めた与党と、日本維新の会、国民民主党が男系男子の養子縁組案を取り入れることで一致したことになる。

額賀福志郎衆院議長は自民が結論をまとめ次第、衆参両院議長のもとで各党代表者による協議を始める考えで、ようやく事態は大きく動き出した。自民も意見集約を急ぐべきだろう。