こんにちは、たまです。

受験戦略2ということで、まだ受験戦略1を見てないよ、と言う方はお先にこちらをご覧ください。

 『受験戦略1〜偏差値と合格〜』こんにちは、たまです。受験戦略について話していきます。あくまでも医学部を除く理系の方向けに書いているのでそこのところはお間違えないようにお願いします。 大抵の…リンクameblo.jp


今回の記事では志望大学の設定について自らやその周りの経験もふまえて書いていきます。

 

そろそろこの時期になるとある程度第一志望の学校が固まってきたのではないかなと思います。A判定を取っている人もいればE判定を取っている人もいると思いますが、A~D判定を今の段階で取れているのであれば、第一志望の大学より一段階高い大学でA判定を取れるように目標を設定しましょう。ここでまずA~D判定としてE判定を含めなかった理由について、判定について話していきます。

 

皆様にまず知っていただきたいのはD判定とE判定は雲泥の差があると言うことです。C判定は基本的にボーダーラインとなっています。問題の得意不得意で合否が変わると言うことです。すなわちD判定であったとしても、もし入試当日の問題相性が良ければ、コンディションが良ければ、合格する可能性はあります。しかしE判定は合格可能性がほとんどありません。この違いは非常に大きいです。

 

よくお子さんがD判定だったと嘆かれる方が塾講師や家庭教師をしていても多くいられる印象ですが、D判定が取れればもう少し頑張れば、次の模試までにA判定は簡単でなくともB判定までであれば十分に行くことが可能です。D判定が取れると言うことはその大学に合格するために必要最低限の問題は取れている(その大学入学に必要なレベルの基礎は出来ている)ということですから。

 

親御さんも受験生の方もこの違いをまずしっかりと知り、理解してください。

 

 

D判定とE判定の違いが分かったここからが本題です。A~D判定を取った人がもう一段階上の大学を目標に設定するべき理由について説明します。

 

それは一喜一憂しないため、高見を目指すためというものもありますが一番大きな理由は確実に第一志望に合格するためにです。理系において(おそらく文系においても)一段階上の大学でD判定以上を取るには基礎力の向上が不可欠になります。読まれている皆様もご存じの通り基礎力の向上は応用力の向上にも直結しますしミスも減るため、模試の判定も安定しやすいです。さらにもし一段階上の大学の判定でD判定を取れた場合、第一志望の大学の判定はおそらくA~B判定となっているでしょう。(ほぼ確実に合格可能)


下の写真は私の実際の模試です。この頃の第一志望は理科大でしたが、一段階上の早稲田理工を目標として勉強していました。結果的に早稲田理工はC判定を取りましたが、理科大はA判定となりました。



ではE判定の人はどうすればいいのか?ここまで読まれた方はお気づきかと思いますがもちろん基礎を固めるべきです。レベルの高い大学に行こうとするほど高い基礎が要求されます。東大や京大となると記述ばかりですがMARCHレベルとなると知識を聞かれたりマークの問題だったりしますよね?これは東大京大レベルでは知識は知っていて当然、ということです。(東大京大において、高校で習った知識はすべて基礎レベルということ)

 

E判定の人はその大学の基礎レベルがどこまでなのか理解しておらず、その基礎レベルまで演習が追いついていません。なのでまずはそこを固めましょう。応用が完全でなくともその大学の基礎レベルを完璧にすればD判定は取ることが可能です。

 

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。次回もまた受験戦略について話していきます。フォロー、いいねも励みになります。いつもありがとうございます。それではまた次回お会いしましょう。