マヌルネコの 「レフ」 が1月19日に神戸どうぶつ王国に転出しました。
2018年2月に来園し、3年間ほど東山で暮らしました。

そして、レフと交代で東山にやって来たのが、神戸どうぶつ王国の 「エル」。1歳と9か月の若いマヌルです。

那須どうぶつ王国で生まれ、その可愛さから動物ファンの間で大人気だった 「エル」 「アズ」 兄妹。その兄のエルが東山にやって来るなんて誰も想像しなかったでしょう。

エル君、果たしてハニーちゃんとの愛称はどうなのか?
気になるところです。

右差し マヌルネコの 「レフ」 が転出し、新たな個体が来園します
2021年01月5日 東山動植物園公式サイト

右差し 「ありがとう、エル!」 マヌルネコの“エル”が1/18(月) の展示を最後に王国を巣立ちます
神戸どうぶつ王国公式サイト

いつものことながら、繁殖のために、あっちいったりこっちいったり、動物たちもほんと大変です。


 

 

東山のマヌルネコの獣舎
 

手前がレフ、奥がハニーの檻です。
人気のマヌルネコ。東山では檻の前に人だかりがしていることが結構あります。




 

レフ君は2014年5月生まれ。6歳の男盛りです。

 

 


 

きっと隣のハニーが気になっていたのでしょう。
よく檻の中を歩き回っていました。

 

 


 

来園当初はマーキングも盛んにしていましたので、繁殖力の高い個体なのかもしれません。

 



 

実際、彼は3歳の時に、埼玉県こども動物自然公園で子どもをつくっています。

 



結構やり手です、レフ君 (^_^)




明かり取りから外を眺めるレフ




外の世界に興味津々
こんな光景をよく見かけます。



 

そりゃ、そうですよね。
あんな狭い檻に閉じ込められていては、さぞかし毎日退屈でしょう。




 

決していいとは言えない 「食肉小獣舎」 の住環境。
早く何とかして欲しいです。特に大型のネコ科さんたちの家は。




 

レフのお隣で暮らすのは繁殖相手の 「ハニー」 ちゃん 8歳





とても美しいマヌルネコです。




ハニーを探すレフ




「あっ、あんなとこに いたにゃ!」




また、別の日に…
「今日は、どこかにゃ?」




「あっちかにゃ?」




必死に探します(笑)




かいかい




かゆいところをかく仕草は家ネコと同じ。




レフ君の足


レフは、どうも左の前肢を痛めていたようです。病気なのか奇形なのかわかりませんが、足の先がねじれていました。





マヌルネコは、ほんと愛嬌のあるネコです。




毛むくじゃらの体に




頭の横についた耳




そして、豊かな表情


小型のネコ科さんの中でも、とてもユニークな風体をした人気のネコです。
最近では、NHK 「ダーウィンが来た!」 のエンディングアニメ 「マヌールのゆうべ」 でも主役になってますし。(笑)




 

レフ君、会いにいけないかもしれないけど、元気でね!
3年間、ありがとう。