3か月ぶりに東山動植物園に行ってきました。
ただ、ちょ~必死こいてでしたが。

と言うのは、実は最近、すこぶる体の調子が悪くて。
まず、腰に妙な痛みが続くので医者に行ったら 「腎結石」 だと言われ(ただし、まだ小さい)。


そのうち、尻から太ももにかけて痛みが出だし、ひょっとして "あれか" と思い整形に行ったら、案の定、「座骨神経痛」 との診断で、現在、原因を検査中。

腰はまだしも、足の方は痛みで長時間、歩くことができないので、東山マニアとしてはちょっと辛い。

それでも、動物たちへの思いは募り、病院の帰りに痛む足を引きずりながら、ちょっとだけのつもりで寄ってみました。(阿呆)

でも、無理して回ってよかった。
しばらく見ないうちに、いろいろと園内に変化があって、楽しかったです。

そんなことで、写真は撮るつもりは全くなかったのですが、園内を回っていると、どうしても撮りたくなっちゃって。結局、持ち合わせのスマホで撮ることに。

それにしても、今時のスマホってすごいね。(と言っても6年前に買った iPhone 6 だけど)
いつもは一眼でがっつり撮りますが、標準ズームの範囲なら、手軽にスマホで行けちゃいますね。


すごいです。

さて、前置きが長くなりました。
それでは、始めたいと思います。
久しぶりの東山 その1。

 



正門から入り、まずはインドサイの 「セラ」 君 (だよね?)

 



いつものようにぬた場でおねんね。
いつ見ても豪快な寝姿です。

 



息をするたびに、水に浸かった片方の鼻の穴から泡がぶくぶくぷく。
大きな体で、鼻水を垂らしたり、おならしたり、サイはほんと憎めない愛らしい動物です。

 

 


この日のセラ君、ちょっと体の傷が気になりますねえ。
飼育員さんが柵越しに薬をつけていました。

 

 


さらに足を進めると、左手に工事現場

柵沿いに、東山で暮らす動物たちの素敵な写真がずらっと貼ってあります。

 

 


この工事は言うまでもなく、現在進行中の 「アジアの熱帯雨林エリア」 の建設工事です。
まだ、敷地の造成段階ですが、順調に進んでいるような感じ。(希望的観測…。)

ここで、新たな発見あり!
塀に 「新トラ・オランウータン舎 R4オープン予定」 という掲示が。
つまり、新施設に入るのは 「トラ」 と 「オランウータン」 なのですね。

 

 


こちらが新施設の全景

 

 


これは 「トラ舎」 でしょうか。
トンネルを歩いているトラが描かれています。
どうやら新トラ舎は立体構造になるようですね。

 

 


そして、その内部
ガラス張りで、現在のトラ舎のように、来園者が間近でトラを観察できるような造りのようです。

 



こちらは、「新オランウータン舎」
ゴリラ・チンパンジー舎と同じように、立派なタワーが造られています。

オランウータンは樹上棲。
タワーはかなりの高さになるようです。

これはあくまで推測ですが、よく見ると、左手の温室みたいな建物の周りにデッキのようなものがあります。
ひょっとしたら、アジアゾウ舎のように、上からも観察できるような造りかもしれません。

後、気になるのは、描かれているウータンの数
現在、東山では 「ネオ」 と 「アキ」 の2頭のウータン(女の子) しか暮らしていませんが、今後、数を増やす予定なのでしょうか?

 

 


そして、室内
こちらもトラ舎と同じようにガラス張りになっています。
何だか、ゴリラ・チンパンジー舎と似ていますね。

 



この写真を見て、すぐどの子かわかる人は、スーパー東山通です。
説明にあるように、幼い 「ネオ」 とお母さんの 「プリー」

何ともまあ愛らしい姿。
お母さんの子に対する愛情が伝わってきます。

こんな動物たちを、決して苦しめてはいけませんね。

現在のネオさんはこんな感じです。
ちょっと恥ずかしい記事ですが、見てみてください。
 

 




 

「新トラ・オランウータン舎」
 

一体、どんな施設になるのでしょうか。
イメージ図の通りにならなのはいつもの事。

 

 


でも、最低限、そこで暮らす動物たちの安らかで楽しい暮らしに十分配慮された施設にだけはして欲しいものです。

 



それでは、次は、「フラミンゴ」
今日はやけに網の際まで集まっているなと思ったら…

 



なんと営巣していました!!
一生懸命くちばしで土を集め、山状の巣を造っています。

フラミンゴたちの命をつなごうとする健気な姿に、何だかじーんときちゃいました。

 


 

繁殖期はみんな気が立っています。
わかりますか? みんな毛を逆立てているのが。
そして、あちこちで喧嘩も勃発


 

 

巣の上に、無造作にぼてっと卵
これがフラミンゴ流です。

 


右差し その訳はこちら


右差し 旧施設でのフラミンゴたちの抱卵の様子です。

 


気になったのが、営巣場所の狭さ。
写真ではわかりにくいですが、猫の額のような土地で、フラミンゴたちが自分の巣を作るために場所の取り合いをしていました。

きっと園としては、来園者の目の前で巣作りを見せたかった(?)のだと思いますが、もう少し広い場所を用意できなかったものか。

また、あのような来園者の目と鼻の先では、フラミンゴたちも抱卵していてストレスがたまるでしょう。

こういった展示まで見越した施設設計だったのか?
ちょっと残念ですね。

 

右差し 久しぶりの東山動植物園 その2

につづく。

 

 

 

(追記)

卵からかえったフラミンゴのひな鳥の動画を見つけました。

神戸の王子動物園の公式ツイッターです。

ひなの可愛さもさることながら、甲斐甲斐しくひなの世話をする親フラミンゴの姿がとても興味深いです。

 

右差し 神戸市立王子動物園 (公式) @kobeojizoo 7月15日