久しぶりの記事です。
今回は、この鳥さんで行きたいと思います。
ペリカン!
数あるペリカンの種類の中で、
東山の子はこちら
「モモイロペリカン」
東山では、「ペリッパー」 (オス)34歳、「モモカ」 (メス)21歳のペアが、本園で暮らしています。
手前が、ペリッパーくん、奥がモモカちゃん
だと思います……。
正直、説明書きの写真を見ても、よくわかりません。
この写真の手前の子の胸を張った堂々とした佇まい、その後ろにいる子のちょっと控えめな感じ、そして、東山の公式ブログの情報からして、多分そうでないかと勝手に思っています。
これから書く記事では、この前提で強引に書いていきます。(笑)
これが知る人ぞ知る旧ペリカン舎
東山名物、恐竜像の隣のとても古くさい施設でした。
今は、新しく造り替えられています。
こんな感じで目の細かな網で仕切られていました。
写真が撮りにくいことこの上ない施設でした。
ここは鳥舎のくせに、オープンケージ。
つまり、2羽とも飛んでいかないように羽根を切ってあるということです。
この件については、ペリカンシリーズの最後に触れます。
こちらは新施設建設のために、一時、バードホールの奥にある隠れ獣舎(?)にお引っ越しした時の様子。
この2羽はとても仲良しさん。
いつ見ても一緒にいます。
古代池とペリカン池一帯の整備の様子
両池には、フラミンゴ、ガン、カモ、そして、ペリカンたちが暮らしていました。
いずれの施設もオープンケージでした。
それが、平成28年の鳥インフルエンザ騒動を機に、ネットで覆った獣舎に改修されることになりました。最初からそうしていれば、鳥たちの羽根を切らなくてもよかったのにね。悲しいです。
これが完成した新施設
以前よりは見やすくなりました。
でも、ペリカンたちにとってはどうなのでしょう?
住みやすくなったのかな?
他の鳥たちのことはよくわかりませんが、このペリカンという鳥、人なつっこさは半端ありません。
以下の動画を観てみてください。
「生放送!平成最後の日 カッタくん 」
カッタくんは、どう考えても好きで幼稚園に通っていますね。
カッタくんとふれあった子どもたちは、動物は人の大切な仲間であるということを、一生、忘れることはないでしょう。
※この動画は、テレビ番組のコピーだったので、著作権の関係だと思いますが、You Tube から消されてしまいました。代わりに、カッタくんの出身動物園である 「ときわ動物園」 のサイトに掲載されているカッタくんの記事へのリンクを挙げておきます。一度、見てみてください。カッタくんの生い立ち、そして、カッタくんがいかに市民に愛されていたかがよくわかります。
「モモイロペリカン カッタ君」 ときわ動物園サイト
そして、もうひとつ。
「モモイロペリカンのカンタ君 漁師さんと
一緒に帰港でドヤ顔 w」
いや~、面白いですねえ。
この方々は兄弟で、千葉県にある印旛沼で漁師をされている方だそうです。
なぜかこの兄弟に、この沼で暮らしていたペリカンが懐いてしまって、いつも行動をともにしているようです。
このペリカン、志村どうぶつ園に出てくる 「ハイジ」 によると、漁師さんたちを餌をとる仲間だと思っているとのこと。
東山の看板にも書いてありますが、ペリカンは、群れで魚を追い込み補食する性質があります。それで、いつも魚を捕っている漁師さんたちを仲間だと思ったのでしょうか。
笑ってしまうのが、ハイジによると、「こいつらは、あまり魚をとるのがうまくない」と、彼は思っていると言ってました。
以上、2つの動画を載せましたが、この他にも YouTube を検索して見てみると、ペリカンがとても人懐こい鳥であることがよくわかります。
何が彼らをそうさせたのか?
人と動物の関係を考えてみるいい材料ではないでしょうか。
しばらく「ペリカン」という鳥について書いてみたいと思います。