「やっと行けた無言館」
やっとの事です。塩田駅から案内板便りに、花を撮影し美術館に行けました。
平成9年に開館した美術館で、第二次世界大戦中、志半ばで戦場に散った画学生たちの残した絵画や作品、イーゼルなどの愛用品を収蔵、展示しています。観賞券の裏に「口をつぐめ 眸をあけよ 見えぬものを見、聞こえぬ声を聞くために」・・窪島誠一郎・・
手前に傷ついた画布のドームが見え、その先の山の上に建っていた。石畳を歩く左裾に、パレット型の石碑がある、一人ずつの名前「記憶のパレット」に作品者として彫って有った。建物の周辺は綺麗にされており心ずかいが感じられた。
建物ノドアーヲ開ケテ、中二入ル。絵を見ると何か聞こえる、作品が何か訴える、最後の力作が並ぶ、自画像も多い、生きていた証拠を残している。2号館が手前にあり、遺族の切ない思い出を受け取り「傷ついた画布のドーム」が出来たのだろうと察したが、天井壁面に1作も残すことなく装飾されており、遺族の喜びはひとしおと思います。
両方の建物には展示品があり、何れも貧そな道具と絵の具が飾ってあった。戦争時の召集令状・死亡通知書など様々な文章が飾ってある。一部彫刻などもある。本館では2名の女性がおもてなしをし、リュック等を預かってくれた。また近郷のお寺も案内してくれた、是非、塩田平らを楽しんでいってください。と
坂をのぼると 山王山の山の上 そこにあるのは 鉄かぶとではない 千人針ではないそこにあるのは遺骨ではない 位牌ではない そこにあるのは無言の絵 いのちの証そこにあるのは 人と時代 いのちの輝き 「無言館」より
画学生の心情を省みて、宣伝はしていない。ただ「来て見てください・そこに何か感ずる物が」と訴えている。それでいいと思います。遺作ですから、こういう時期に・こういう人が、最後の力作を残してくれた、だけで存在感があります。建物周辺は、綺麗にされており、純白の山帽子が花立に差してある風情を感じました
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