我が家の愛犬ぼぉが天国に逝って
早いものでこんなにも月日が流れました




未だに,息を引き取る時に
一緒にいてあげれなかった事を悔やみます




お葬式の前もその後もわたしは入院なので
お葬式の時以来会っていません




早く遺影を作ってあげたいな〜





会えなくなってから
どれほど会いたくて涙したか分からないけど,
少しずつ死を受け入れる事が出来てくるんですね





冷たくなったぼぉを撫でながら
突然の死を受け入れられなくて,
お葬式の後もいなくなった事が信じられなくて
未だにいなくなった実感なんてない




それはきっと入院してるから





退院して
今まで生活してきた家で元の生活に戻ると
きっと思う事があるだろうなぁ





ごはんの時間
お散歩
2人で入るお風呂の時間
料理してると足元で何か落ちてこないか待ってる姿
ソファーで横になると絶対くっついてくる事
家に帰ると目をキラキラさせて尻尾を振るところ
子供達に何をされても耐えてる姿
子供のおやつを横取りするところ
掃除機かけると怒るところ
子供達と遊んでると遠くから見つめてる顔
主人と喧嘩するとすぐに駆けつけてきて
わたしに寄り添ってくれるところ





10年間の数え切れないほどの思い出が
どれほど幸せで大切だったかを
思い知らせれます




一緒にいる時は毎日いる事が当たり前




将来別れが来る事ももちろ主人とも話してたし
老犬の歳だし一緒にいる時間を大事にしないとね
って話をし出して1〜2年で別れがくるなんて
夢にも思わなかった




一緒にいる時間を大事にしなきゃと
頭では分かってはいても,
特に次女が産まれてからは
慌ただしい時間に追われる毎日で
構う時間も少なくなってた






子供が生まれてからは
ぼぉは我が家にきて幸せだったのか
と思う事が何回もあった




ヤキモチ焼きで子犬の頃から甘やかされて
一人っ子のような扱いを受けてきたぼぉは,
きっと子供達にすごくヤキモチを
焼いていたんだろうけど
子供達には絶対噛んだりしなかったし優しかった




それはぼぉなりにお兄ちゃんとして
頑張っていたって事だし,
理解して行動出来るの偉いなぁと思ってた





わたしにはすごく反抗したりしてきたのも
きっと甘えだったんだろうなぁ〜




ぼぉの事は全部分かってたつもりでいたけど,
いなくなってから気づいた事もたくさんあって
より愛おしさが増しました




ぼぉに出会えた事が本当に幸せでした





後悔する事はいっぱいあるけど,
ひとつ心残りがあるとすれば
10歳のお誕生日のケーキをあげそびれて
今年の8月のお誕生日で
2年分のすごいやつ用意するねと言っていた事




毎年,年に1度のケーキ



あげれなくてごめんね







ぼぉを飼うきっかけは
主人が犬好きで飼い始めて
さほど犬が好きではなかったわたし



最初は接し方も育て方も分からなくて
1日3食の離乳食



夜泣きしたり下痢したりいちいち心配して
一緒に歩んできた10年は
わたしにとって子供達の同じぐらい宝物




子供達の力でもぽっかりと空いた
心の大きな穴を埋める事は出来てなくて,
今は時間が徐々に解決してくれるのかな
と思っています




子供達は大きくなったら
忘れてしまう出来事かも知れないけど,
わたしは死ぬまでずっと忘れないし
ずっと大好きだよ




わたしがそっちに逝くまで待っててね!