1月は通常の授業も終って、特別講義や普段とは違う授業等があります。
環境学科の松澤先生が、陶プログラムの2年生のために特別な授業をしてくださいました。

松澤先生は、山中湖にある多摩美のセミナーハウス「純林苑」の立て替えの基本設計プロジェクトを環境学科の大学院生達とすすめていますが、その設計の過程を松澤先生と大学院生達が、模型や素材サンプルを見ながら解説してくださるという授業です。

建物を設計する人がどんなことを考えて計画をすすめるのか、大学院生達の臨場感のある説明と、松澤先生のわかり易い補足で、これから出来上がる建物が皆の頭の中で組み上がっていくようです。
そして2016年の1月に建物が完成して実際に訪ねた時、そのイメージと現実の空間とを比べるどことになるので、空間をイメージする力を養う貴重な授業です。この特別授業は3年生の後期に「場所」の課題をするときのためのプレ授業でもあります。

授業に先立って、松澤先生がスパゲッティーをごちそうしてくださるという豪華得点付きの授業でもありました。お礼の意味でホットチョコレートを鍋に一杯用意していたのですが、これがピリ辛のスパゲッティーをいただいた後に程よく甘くて、皆満足していました。