転院先での採卵と並行して、以前引っかかった不育症検査の経過を確認するため、セカンドオピニオン的に『はらメディカルクリニック』に通うことにしました。


私が引っかかっているのは、
ビタミンDとTh1/Th2検査です。


初診予約を取り、問診票をWEB申請して当日を待ちます。



■当日

受付で保険証、問診票とこれまで他院で受けてきた検査結果の提出。

受付の方から今日の流れを説明されます。

この病院では、診察券で「チェックイン」することから始まるとのこと。ふむふむ。


14:00の予約で、診察に呼ばれたのは14:50頃でした。
ロビーにはコートかけやフリードリンクもあって過ごしやすいです。


そして診察室。
HPで見た院長と対面して少し緊張します。


これまでの治療歴を確認すると
「染色体要因が多いと思われるけれど、不育検査で対策できることはしていきましょう」とのことでした。


内診と過去の検査歴を確認し、必要な検査項目を相談します。


基本的な不育症検査は前院で実施済だったので、今回は気になっていたビタミンDとTh1/Th2をメインにその他いくつかの未検査の項目を受けることにしました。


今回の検査でTh1/Th2が改善していなければ、この病院で採卵・移植していなくてもタクロリムスを処方してくれるとのことで安心しました。


はらメディカルの場合、タクロリムスは移植の2日前から、私のケースだと前回流産した9wまたはそれ以降まで続ける見込みとのこと。


ただ、転院先での採卵結果で6日目と7日目の胚盤胞しか取れていないことを伝えると、グレードが低く可能性が期待できないようであれば、タクロリムスの服用は次回良い卵が採れた時にしても良いのではないかとアドバイスをいただきました。
(お値段も高い薬なので良心的なコメントだと思います)


さて検査項目が決まり、採血です。
実に7本分の血が抜かれました…


針を刺すのは1回で済んだのがありがたいですが、ぐんぐん吸い出される血を見ていると血の気が引いてきます。


この日の診察はこれでおしまい。
検査結果は7-10日後に出るとのこと。


平日の午後で、受付から会計まで約2時間でした。


■今後の予定

結果を待っている間、転院先で前回の採卵結果を聞きに行きました。

6日目胚盤胞は3AC、7日目胚盤胞は4BBと、そこまで期待できるグレードではなさそうです。 

転院先では次の採卵の準備を進めるとして、タクロリムスを服用しての移植はその結果を受けて検討しようと考えました。



■検査結果
はらメディカルでは「電話診察」というのをしているらしく、採血結果だけなら電話で対応できるとのことだったので、これを利用しました。便利!


予約時間を少し過ぎたころに電話があり、院長につないでくれました。ドキドキ。



そして気になる採血結果は。


なんとビタミンDもTh1/Th2も基準をクリアしていました…!


改善しなかった場合、タクロリムスをもらいに行く日程を相談しようと思っていたので拍子抜けです。


先生からは、
「ビタミンDの効果があったのかもしれないですね。
 この数値であればタクロリムスの服用は不要です。」
とのお言葉をいただき、はらメディカルでの不育相談は終了することになりました。



■数値経過

今回のケースは「私の場合効果があった」というだけで、もともとのビタミンDの数値や、体調や、もしかするとコロナワクチンの影響などもあるのかもしれず、万人に共通とは言えないかもしれません。

ただ、こんな一例もあるよ、ということで、数値の経過を残しておきます。


★ビタミンD(基準値:26以上)
2020年12月 11.5
 →1000IU/日を摂取することに

2021年10月 28.8
 →基準ぎりぎりだったので3000IU/日に増量して摂取

2022年 1月 67
 →クリア!


★Th1/Th2(基準値:11.8未満)

2021年10月 15.3
 →上記の通りビタミンDを増量

2022年1月 9.2
 →クリア!






心配していた検査項目をクリアして安心したのもつかの間、ふたたび原因不明の沼に戻ったことに気づきます。

やはり卵子の原因なのか。

それならば採卵を繰り返すしかないのか。

今後の保険適用後の治療をどう進めれば良いのか悩みます。
 

 

 

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