軍艦島には3度参りました。

 

その存在を知ったのはずっと昔、子供の頃

でしたが、それから何十年もしてからやっと

上陸し、その後2度参りました。

 

イタリアやギリシャの遺跡よりはずっとずっと

新しい物ではありますが、かつて栄華を誇った

島の、物言わぬコンクリートの建物達

南欧のそれに劣らぬ、迫力と威容をもって

わたくしを圧倒してまいりました。

 

これらの島の遺跡たちは日に日に崩壊して

いるようです。

いずれは瓦礫の山になってしまいそこに植物が

育ち、自然の景色の中に飲み込まれていく

でしょう。

また、近いうちに上陸してみたい物だと思って

います。

 

海と島と空と

 

無題

 

無題

 

日本初のコンクリート建築

 

学校の跡

 

無題

 

無題

 

海と堤防

 

無題

 

軍艦島を取巻く海は濃い、本当に濃い青です。

建物は白や灰色。そしてそここに、自生し勢力を伸ばす植物の緑。

空は日によって異なる表情ですが、広い広い空が広がっています。

 

でも、軍艦島には、遠い記憶を指し示すようなモノクロームの世界

が合っているように思うのです

 

 

追記

京都芸術大学のWEB卒展、3月31日で終了のはずなのですがまだ

見られるようです。

よろしかったらお越しください。

 

色々な写真作品や、様々な芸術(日本画等も)ご覧になって

いただけます。

下田 純也 | 京都芸術大学(通信教育)WEB卒業・修了制作展2022 (kyoto-art.ac.jp)