☆金融崩壊について  | たまきちのブログ

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2006年元旦 ピンクとブルーの巴にくるくる輝くお日様を見ました。

 

笹原 俊

@shun_sasahara

 

☆金融崩壊について 

 

日本銀行は、7月31日に開いた金融政策決定会合で、政策金利を0.1%から0.25%に引き上げました。

 これを受けて株式市場は大幅安となり、

8月2日は日経平均で、2200円安、土日を挟んで

今日、8月5日には、ついに4451円安の、史上最高の下げ幅を記録しました。 

 

これはユーロ市場に飛び火し、欧州株が全面安、

まだ市場が開いていないアメリカ市場も、全面安になるとみられています。 

 

予言されていた、DS金融経済システムの崩壊が、ついに始まったのです。 

 

なぜ、日銀が金利をちょこっと上げたことで、

世界的な株価の崩壊が起こるのでしょうか。

 また今後、金融経済はどうなっていくのでしょうか。 

欧米は、製造業がとっくの昔に崩壊しており、

金融業で国を支える状況が続いています。

 資金を自国に集め、

株や債券、不動産などの資産に投資して、利益を得ているわけです。

 そのもととなる資金を一手に供給しているのが、日本です。

 

 日本の金利はついこの間まで0.1%でしたが、

欧米の金利は4%前後で推移しています。 

欧米諸国は、この金利差で食いつないでいたのです。

 

 具体的には、日本から0.1%で資金を借りて、

それを自国の債券に投資し、利益を得ていたわけです。 

リーマンショック前の円キャリートレードが、再び行われていたのです。 

ここで日銀が金利を上げると、

世界中の投資家の資金調達金利が上がってしまい、

大幅な損失が発生します。

 

 日本銀行の金利の上昇は、日本国内だけでなく、

全世界の投資家の財布を直撃するのです。

 日本でも、

多くの投資家が、日本の銀行からお金を借りて、

欧米の株を買っていましたので、

 日銀政策金利の上昇で、損失が出ることを予測した投資家たちが、

一斉に株式を売却し、 今回のような事態に陥ったというわけです。

 

 日経新聞によると、今回の株価暴落は、

87年のブラックマンデーを超える、史上最大の下げ幅だそうです。

 

 しかし、ブラックマンデーと異なり、今回は、株価が元に戻ることはないでしょう。 現在世界中にいきわたっている、DS金融経済システムは、

通貨発行の時点で金利を付けますので、 

そもそもその時点で、返済するべき通貨は市場に流通していません。 

これを返済するには、経済規模をどんどんおおきくしていって、

どんどん通貨発行していくしかないのです。

 ようするに、最初から自転車操業なので、いつか必ず破綻します。 

 

いままでは、この金融経済システムの自然破綻を、戦争や大災害でごまかし、

システムの欠陥に気づかれないようにしてきました。

 そして、システムの崩壊の責任を、敗戦国に押し付け、

何事もなかったかのように、ふたたび、自転車操業システムを回していたのです。

 

 今回はすでにこのシステムを運営していたDS上層部は掃討されていますので、

 戦争や大災害でごまかすことはできません。

 このまま金融経済は緩やかに破綻し、

だれの目にも、システム自体に欠陥があることが明らかになるでしょう。

 

 株価崩壊の追証を支払うために、貴金属や不動産、国債などの他の資産も売られ、

結果的にすべての資産が価値を失うことになるでしょう。

 システム管理者がいなくなっていますので、

システムを修復することができず、200年続いたDS金融経済システムは、

終わりを迎えることになります。

 

 世界の終わりが来た、という人も出てくるでしょう。

 しかし、終わるのは、DSの金融経済による支配システムだけです。

 

このシステムが終わりを迎えた後に、素晴らしい黄金時代がやってくるのです。 

とりあえずは、すべての資産の価値が崩壊し、

各国通貨が価値を失った後、 金本位制に基づいた、

あらたな通貨に切り替えることになるでしょう。

 これがGCRです。

 

 銀行が破綻したときに、

その銀行が持っていたローンなどの債権が返済不要となるでしょう。

 これがジュビリーです。

 

 最終的に各国でGESARA 法が批准され、

全世界でGESARA が施行されることになるでしょう。 

 

まあ、各国ごとにばらばらに、ゆっくり進行していきますので、

 すべてが切り替わるのは2030年前後かと予想しています。 

 

覚醒者のみなさまは、早めに循環型経済に移行し、

システム崩壊の影響を受けない体制を作っておくことをお勧めします。

 

 来るべき黄金時代に備えて、激動の時代を、何とか生き延びていきましょう。

 

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