『米粉パン』という商品名から 「米粉しか入っていないだろう」 「小麦や卵は入っていないだろう」 | たまきちのブログ
さわひで@ゆる無添加生活
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【衝撃】
米粉パンを食べた5歳女児、アナフィラキシーショックで救急搬送
昨日6月20日、『米粉パンを食べた5歳女児が
アナフィラキシーショックで救急搬送された』というニュースが報道されました。
米粉パンを食べた女の子は、一体なぜ
アナフィラキシーショックになってしまったのでしょうか。
◆本ポストの執筆者: さわひで
@sawahide_333
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◆概要
今年5月末、『小麦粉と卵』のアレルギーがある5歳の女の子が、認定こども園でおやつとして提供された市販の『米粉パン』を食べたところ、アナフィラキシーショックで救急搬送されました。 市によると、米粉パン(ジャムサンド)を食べた後、約1時間後に顔や首が赤くなり、発疹やかゆみなどのアナフィラキシーショックの症状が出たそうです。女の子は、駆けつけた母親が持参した自己注射薬「エピペン」を打った後に救急搬送されました。
◆その後どうなったのか
女の子は病院に搬送され、翌日の夕方まで入院したそうです。
現在は自宅療養中で、快方に向かっているとのこと。
命に別状がなくて本当に良かったですね。
とはいえ、辛い思いをして本当に大変だったと思います。
◆女の子はなぜ、アナフィラキシーショックを起こしたのか
女の子には小麦粉や卵のアレルギーがありました。
米粉パンには小麦や卵、牛乳などが含まれていましたが、
園の関係者は含まれていないと思い込み、提供したということです。
つまり、『米粉パン』という商品名から 「米粉しか入っていないだろう」
「小麦や卵は入っていないだろう」 と思い込んでいた事によって
発生した事象だと言えます。
これを受けて市は、園を運営する社会福祉法人に対し、
原材料のチェック態勢強化や情報共有の徹底など、
再発防止策を取るよう口頭で指導を行ったということです。
◆日本を象徴する出来事!?
園の関係者は、『米粉パン』という商品名から「小麦や卵は入っていないだろう」という思い込みで女の子に米粉パンを提供しました。
つまり、原材料名(食品表示)を確認することなく購入したということになります。 このニュースを見て僕が思ったことは、『日本を象徴する出来事だ』という事です。
ここで問題です。
日本国民のうち、どれだけの方がスーパーで『原材料名(食品表示)』を見て食品を購入しているのでしょうか。
答えは、『1〜2割程度の方』だと思います。
これは、僕がスーパーで買い物をする時に他のお客さんを見たところの感覚なので、統計を取った訳ではありません。
しかし、感覚としては、下手したら1割にも満たないかもしれません。
買い物をされているご夫婦や家族連れの方の会話を聞いていても
『こっちの方が安い』とか『こっちが食べたい!』
などが多く聞こえてくるように思います。
また、『○○(食品添加物名)が入ってるからこれはやめよう』
と言ったような会話は全く聞いたことがありません。
つまり、殆どの方が ・
『商品名』(食べ物の種類)
・『値段』
・『味の好み』
などしか見ていないということです。
なぜ『日本を象徴する出来事だ』と思ったかと言うと、
日本に『原材料名(食品表示)』を見る文化があまりないからです。
仮に、日本人に原材料名(食品表示)を見る文化が根付いていたら、
どうだったでしょうか。
『原材料名(食品表示)』を見る癖がついていたら、
『卵』『小麦粉』と言う原材料名はしっかりと書かれているため、
『これは購入してはいけない』と判断でき、
今回のような事象は発生していなかったでしょう。
僕は、今回のニュースを見て、報道されている認定こども園さんを批判するつもりは全くありません。
また、関係者の方を責めるつもりも全くありません。
僕が皆さんにお伝えしたかったのは、今回の事象を批判したいのではなく、
”日本に『原材料名(食品表示)』を見る文化さえ根付いていたら、
このような事は起きなかった” と言う事です。
◆日本の食品には食品添加物や農薬がいっぱい!?なのに消費者の意識は・・・
日本の食品には数多くの食品添加物が含まれています。
甘味料、着色料、保存料、香料、防腐剤、酸化防止剤・・・ 挙げればキリがありません。 ↓続き↓