1985年はプラザ合意がなされ 円高ドル安路線が敷かれた節目の 年でした。 | たまきちのブログ

たまきちのブログ

2006年元旦 ピンクとブルーの巴にくるくる輝くお日様を見ました。

木村 正治

1985年はプラザ合意がなされ

円高ドル安路線が敷かれた節目の

年でした。

この頃はまだディープステイト

という表現もなく、インターネット

も無い時代。

テレビと新聞、週刊誌、ラジオくらいしか

人々の情報源は無かった頃です。

政界の上層部や官僚上層部くらいになれば

表向きに知らされている政府や世の中の姿

とは全く違う支配層があり、様々に裏から

世の中が動かされている事を知りますが、

大多数の人々には思いも至らない現実でした。

そういう時期に大企業経営者も政界も表立って

は言えない、しかし上層部辺りになれば薄々

政府とは違う大きな力が様々に張り巡らされて

世界が動かされているという実態を空気として

察知して、小さな声でそっと囁くように述べて

いました。

中曽根内閣で沖縄開発庁長官も務めた元参議院議員

は当時、マスコミ関係者に次のように息を潜めて

呟やきました。

「世界は誰かが描いた筋書き通りに動いている。

各国政府を超えた力が働いているとしか思えない。」

マスコミ関係者によると、その元参議院議員は

当時の日本では数少ないインテリジェンスが備わった

政治家だったとのこと。

眉間に小じわを寄せて小さな声でそのように

言ったそうです。

今では少なからぬ人々がディープステイトと

表現したり発信している存在、ネットワークの

事ですが、今の時代ですらまだまだ日本人には

知らされておらず、ディープステイトを語る政治家

は今でも原口一博衆議院議員ただ1人だけ。

他の政治家は全く知らないか、口を閉ざします。

また様々な分野の方でも陰謀論だと抵抗されます。

アメリカでは今やディープステイトを知らない

政治家のほうが少なくなっていると仄聞しますが。

1985年当時、そのような日本では数少ない

インテリジェンスが備わっていた中曽根内閣の

沖縄開発庁長官をされた参議院議員の事務所に

メディア関係者が訪ねて読ませて欲しいと頼んだ

本があります。

それはGHQにより発禁処分にされた戦前の本で

四王天延孝・元陸軍中将が書いた

「ユダヤ思想及び運動」

という著書です。

戦前の日本人指導層は実は世界権力の秘密などを

よく把握していたのです。

決して知らない事はありませんでした。

今の時代の政治家や官僚よりは世界権力の研究を

よくしていて、様々に本も出されていました。

しかし1945年以降、様々な不都合な事実が

露見する事を恐れたGHQは日本の様々な良い

本をことごとく発禁処分にし、焚書にしました。

以降、徹底的な情報統制や改竄が繰り返されました。

それ故に大多数の戦後世代の人々は様々な本質を

知らされていません。

1985年当時、政界の上層部がこっそり

隠し持っていてメディア関係者が読ませて欲しい

と議員事務所を訪ねたその本は私の自宅にも

あります。

つまりプラス思考的な言い方をすれば、1985

年当時の政界上層部の情報水準や質と今の時代の私

とは同じ水準の情報を有しているという事です。

今は恵まれた時代ですね。

純粋に、無心で、目的意識のベクトルが向かうと

自ずとそのような情報に辿り着きます。

仕事上の義務感や誰かに指示されて仕方なく

調査している方ならば、そのような情報も知らない

ままでしょう。

好きでやっていると、時に仕事上で義務として

やっている専門家よりも良質な内容を手にする

事が多々あります。

ふと、そのような事を感じました。