これから書くものは理性を放棄して感情をぶちまけた文章
それこそ絵の具を闇雲に散らすだけの絵のような
そんなものになるかもしれない
たまにはそんなものもいいのかもしれない
The Clearest SKY
今までの人生で最も楽しく、最も嬉しく、最も泣き、そして最も感謝に溢れたあの日の出来事を記していこうと思う
主にあの日の感情を残すための日記
「ワンマンライブ開催が決定しました!!」
この言葉を聞いた時の僕はどんな顔をしていただろう
笑っていたのか泣いていたのかそんなことは覚えていなくて、胸に残っているのは純粋な嬉しいという気持ちと楽しみという高揚感だった
発表を聞いた瞬間に連番者と抱き合って喜びを分かち合ったことは今でも鮮明に覚えている
その瞬間から「僕にできることを全力でやろう!」と決意した
~1日目~
そして4か月の月日が流れ、ついにこの日が来た
朝から、いいや前日、もっと前2020年に入ってから僕の中でのワクワクは大きくなるばかりで、これが風船だったら割れてしまうんじゃないかというぐらいの大きな期待を胸に会場へと向かった
まるで遠足前の小学生だ
年が経つにつれていつしか失くしてしまったものの一つだが、やっぱりこのなんとも言えないドキドキ感は何歳になっても慣れない
しかし、この感情はいつまでも持っていたい、そう強く思った
こんな素敵な感情を思い出させてくれる雨宮天さんの偉大さに感謝
天気はあいにくの雪
雨宮天さんはよく「私のライブでは雨が降る」と言っているが、雨どころではない。雪である。
この土日は注目度の高いイベントが数多く乱立しており、巷ではライブライブフェスでsnow halationが云々言っていたと思う。僕にはそんなことを確認する余裕もなかったので詳しくは覚えていない。
雪が積もることはなかったが僕は少しだけ嬉しかった
雪はすべてを白くして、清めてくれる「神様のお掃除」
と呼ばれることがあるらしい。雪がつもってあたり一面が真っ白になった様子をみた昔の人は、「神様が世の中を掃除して、掃き清めてくれたようだ」と思っていたとか。(サイトで見た)
5周年の月日を重ねてきた雨宮天という物語の新たな1ページの幕開け
そんな気がして嬉しかった。
きっとすごい景色が待っているんだろうな。そう確信した
色々考えているうちに幕張へ到着
会場に着くといつもの物販列が見えてきた。いつもと同じように並んでいる物販列、何の変哲もない物販列のはずだが見ていて嬉しかったのを覚えている。
いつもならTrySailで見ている光景だからだろうか、いやTrySail“でしか“見たことのない光景だからこそなんだろうな
この幕張という場所で、雨宮天単独のライブで見れたからこそ嬉しかった。
「あぁ、本当に幕張でライブをやるんだな」
想像が現実に夢が実感になったようなそんな気分
会場近くのいつもの場所へ行くと知り合いを数人見かけたので開場までそこで時間を潰していた。というかフラワースタンドの集金があったので集金をしていた。隣では5周年企画の有志さんが冊子を配っていたので1部いただいた。
なんていうんだろう、とても重い本だった
ページ数も80ページと多いわけでも、すごい装飾がしてあるわけでもない。物理量はとても軽い
それでもこの本に詰め込まれた5周年という期間の重みが、そして多くの人がこの本に詰めた想いがすごくすごく伝わってきて重い本だと思った。まだ一部しか目を通していないけど涙なしに見れるかどうか怪しい、、、(After the Tearsのオタクなので1ページ目で泣いたのは内緒)
素敵な本をありがとうございました
そんなこんなで時間を潰していると知り合いもだいぶ集まってきた
最初はみんな余裕をぶっこいてヘラヘラしていたのが、時が進むにつれ緊張していく様がなんだかとても印象に残っている。
開場時間を迎えると慌ただしく準備をはじめ、「ヤバいヤバい」と出〇哲郎みたいになっていくみんなを横目に僕も準備を始めた
自分たちの舞台ではないのに緊張しているなんておかしいだろうか?
傍から見ればおかしいのかもしれないが、みんな全力で応援してきた人たちだ、そうなるのも当たり前だと思うと少し笑みがこぼれた
緊張しているのにこの時間がとても心地よかった
かくいう僕も緊張していた。今回僕はフラワースタンドを贈っていたのでその出来栄えが心配&楽しみでめちゃめちゃ緊張していた
The Clearest SKYで贈ったフラワースタンドの話
今回このお花を贈れて本当に良かった
このThe Clearest SKYが決まった瞬間にやるべき事を決めた。と↑で書いたんだけど、それがこのフラスタ企画だった
4つぐらい自分の中で案を出して悩んで悩んで悩みつくした結果、今回のフラスタを出すことを決意した。ギリギリまで悩んだせいで作業時間が少なくなってしまったがなんとか間に合ってよかった。。。
参加してくださった皆さんと絵師さんとお花屋さんに最大の感謝を
開演20分前ぐらいだろうか、僕は会場に入った
まず目に飛び込んできたのは企業からのフラワースタンド
すごい数だった。数えてないので分からないが30基近くは立っていたんじゃないだろうか。声優として、アーティストとして、時にテレビの出演を通しての活動で携わってきた人達がこんなにもいて、こんなにも多くの人たちに応援されて、こんなにも想いを届けてくれる人達がいたからこそ雨宮天は雨宮天として進んでこれたんだな、と思うと嬉しくて目頭が熱くなってしまった。
シンプルだからこそお花本来の持つ華やかさが目立っていてとても綺麗だった。またこんな景色が見れたらと心の底から思った
次いで右側へと視線を送った。言葉を失った
いくつかTwiplaでフラワースタンド企画が実施されていることは知っていた。数人のオタクから単騎で贈るという話も耳にしていた。
知ってはいたけど知っていただけだったんだ
圧巻の一言だった
百聞は一見に如かず。
見た瞬間嬉しさのあまり涙が零れそうになった。
企画者たちが考えに考え抜いて、自分の想いを、他者の想いを形にした綺麗で素敵なお花が立ち並んでいた。
その数13基
多いだろうか、少ないだろうか?
物理量的には企業と比べて少ないのは明らかだ
しかし一人の人間に贈られるお花の数としてはとても多いと感じる
そんなことはどうでもいい
大事なのは数ではなく想いだ
そのお花に込められた想いこそが大事だ。言葉だけでは表せることのできない想いを伝える手段が花なのだから
一か所に集められている分、みんなの想いが一気に伝わってくるようでなんだか幸せな気持ちになった。共にお花の準備をがんばってきた知り合いたちのことを知っているからこそ余計に嬉しかったんだろうな
他の人のお花をじっくりと時間をかけて見た後、自分のお花を眺めていた
入れ替わり立ち代わり人がやってきて写真を撮っていく
笑顔で写真を撮ってくれる人、近づいて細部まで見てくれる人、「すごい!!」「いいお花だね~」と感想を述べてくれる人。
雨宮天さんのために贈っているはずのお花ではあるが、こうして会場に来た人達にも何か感じてもらえることがあるというのは素直に嬉しかった。そしてこれからもお花を贈っていきたい。そう強く思った
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ライブ内容については割愛
別のブログにて記載する
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終演後
とにかく楽しかった。全力で楽しんだ。楽しむために全力を尽くしたというのが正解か。
そんなことはどっちでもいい。とにかく楽しかったんだ
途中涙を流しそうになる場面もいくつかあったがやっぱり楽しかったというのが素直な感想だろう。
語彙力が死んでいるが「すごい」の一言に尽きる
「隊長!語彙力の死亡を確認しました!」知ってるわ
詳細はまぁそのうち書くとしよう
いつもの場所で知り合いと合流した
早くこの感想を、熱を共有したい。その気持ちは確かにあったのだが言葉が出てこない。人間自分の許容量を超えたものを目の当たりにすると言葉が出てこないらしい。考えることを放棄してしまう
今、言葉は不要だ
そう思うほどにみんなの想いは一つだったんじゃないかな
そんな気持ちにさせてくれた雨宮天さんってすごいなぁ
語彙力のない頭で考えれるのはそれが精一杯だった
いつだって感情は勝手に走って行って語彙力を置き去りにしていってしまうんだけど、それがちょっと悔しくていつかは語彙力くんが感情ちゃんに追いつくように鍛えていきたいなと思いつつ、でもこの感情と語彙力の関係性も好きなんだよなとか思いながら僕のThe Clearest SKY1日目は幕を閉じた。
(そのあと風呂に行ってサイ〇リヤでつまらない話と、これまたつまらないギャグをキメていたらしいが記憶にない。記録にはあるらしいけど)
~2日目~
初日の雪の影響か、空に溜まっていた不純物はすべて落ち切っていて、眩しいほどに透き通った綺麗な青が空を埋め尽くしていた。
これこそThe Clearest SKYである
雪で新しい一ページ云々を冒頭で記したが、そんなものはお構いなしというか私は私の道を行く。と言わんばかりに雲を断ち切ってきたのがなんだか雨宮天さんらしいな、と思って空を見上げていた
足取りが軽い
前日のライブで満身創痍になっていたにも関わらず会場へと向かうその足は、疲労という言葉を知らないんじゃないだろうかと思わせるほど軽快だった。きっと筋肉は悲鳴を上げているのだろうがワクワクという感情が麻酔となって効いているらしい。結局は心の持ち様なのだ
心、ありがとう。とよく分からないことを考えていた
ちなみに首はめちゃめちゃ痛かった、首に心の麻酔は効かないらしい
またひとつ賢くなった
開場時刻となった
前日あれだけ楽しいライブだったのだから今日はヤバいに決まっている、そう思い始めるとワクワクは3週ぐらい回って僕がワクワクそのものになった
ワク〇クさん爆誕である。はてさてパートナーのゴ〇リが見当たらないが今回はライブである。つくって〇そぼ!はゴ〇リがいないと成立しないが今回はライブである。ゴ〇リがいなくてもライブは成り立つ
というかゴ〇リは被り物なのでレギュレーション違反である。
ついでにワクワクという感情以外のワクワクも邪魔なので荷物と一緒にロッカーに詰めてしまおう
会場へと入り自分の座席へ歩いてく
さっきまで好調だった脚が前へ進まない
震えていた
なぜ震えていたのかその時はまだ理解できなかった
席について準備を始めた
ライブ開始の演出が始まる
まだ震えは収まらない
ひとつ大きく深呼吸をした
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ライブ内容については以下略
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ずるいよ
楽しくて楽しくて楽しくて楽しくて、楽しい!以外の感情しか1日目では見つけられなかった。でも今は色んな感情に溢れていて僕の心はいっぱいいっぱいだった。それでももらうものが多すぎでお湯を張りすぎたお風呂のように溢れかえって涙が止まらなかった。
1日目も涙で瞳を濡らすことはあったけど、涙が零れることはなかった
絶対に泣かないと思っていた
「めちゃめちゃいいライブだった!!」と言って満面の笑みで会場を出ていくんだと思っていた。
君はずるい
最後にあんな言葉を残していくなんて
アニメの最終回、ラスボス戦で流れるOPぐらいずるい
でも、すごく。すごくすごく嬉しかった。
君が僕という存在を形作っているように、僕も『雨宮天』という君を形作る一部になれていることが心の底から嬉しかった
これだから僕は雨宮天さんのことが大好きだし、応援したいと思ってしまうんだろうなぁ…
これからも応援し続けたいと強く思えた時間だった
気付くと開演前にあったはずの脚の震えは無くなっていた
今なら理由がわかる
きっと不安だったんだ
1日目の圧倒的なパフォーマンスを見た時
すごい
と同時に
翼を手にした君はどこか遠くへ飛んで行ってしまうんじゃないだろうか
心の片隅でそう思っている自分がいた
そんなはずは無いと分かっていたんだけど、それが不安で怖くてちょっとだけ目を逸らして。一体何様だよ。と言いたくなる
そんな時に見えたあの景色と言葉
『青いジャケット』を纏って歌ったSkyreach
『最高の仲間たち』と言ってくれたこと
その一言一言が胸の奥に響いて僕の心の片隅にあった不安を払拭してくれる
いつだって僕を不安にさせるのは君で、いつだって僕に元気を与えてくれるのもまた君だった。
ほら、やっぱりずるい。
いたずら好きな君はそんな様子をみて「してやったり」と笑っているのだろうか、見たことがないから何とも言えない
けれどやられてばっかりは性に合わないから少しだけ感謝攻撃(?)をするとしよう
出逢ってくれてありがとう
歌い続けてくれてありがとう
ライブをやってくれてありがとう
暗闇に光を届けてくれてありがとう
大切な仲間をくれてありがとう
ありがとうと言ってくれてありがとう
幸せをくれてありがとう
応援させてくれてありがとう
笑顔でいてくれてありがとう
そこにいてくれてありがとう
ぜんぶぜんぶ、ありがとう
ありがとうが止まらないからとりあえず10(てん)のありがとうを記しておくとする。なんだこれ
最後にこれだけ記して、この日記のようなポエムのような見返すだけで恥ずかしさのあまり死んでしまいそうな何かを終わらせるとしよう
僕は「頑張れ」という言葉があまり好きではない
頑張っている人間なんていないんだから頑張っている人間に頑張れというのは失礼。とかそういった理由ではなくて単純に「頑張れ」という漢字が嫌いなのだ
頑なに張れ。どう解釈しても応援しているようには見えない。明らかに無理をさせている
だから普段文を書く時やSNSでは「がんばれ」と使うようにしている
これなら純粋に気持ちが伝わる気がする。気がするだけなんだけど
雨宮天さんには「がんばれ」でなくてこの言葉を届けたいと思ってしまう
今までずっと努力を続けて、辛い時も悲しい時も自分をを奮い立たせてここまで進んできた君
そしてこれからも己の理想とみんなの想いをその背中に携えて進んでいく君
そんな君が進んだ先の未来が、喜びに満ち溢れたものであって、そこで君は晴れ渡った空のような笑顔でいられますように
そんな願いを込めてこれからはこの言葉を伝えるんだ
『顔晴れ(がんばれ)!』
たま