◎6月15日(土曜)(IE最終から138日目)


9時半に玄関とお風呂の手摺りを取り付けに、工事の方が来た。

その前に、ウチはお風呂が2階だから、玄関と1階と2階の脱衣所&階段の掃除機をかけておいた。

今回は手摺りの位置確認をちゃんとしたから問題ないかな。

暑い中、汗だくになりながら手摺りを取り付けてくれて、お礼に冷やしたジュースを渡した。



次男は⚾午前練習、長男は学校。

次男の誕生日がもうすぐで、友達の家にあったらしく「僕専用のヨギボーが欲しい!」と去年からずっと言ってるから、ホントに!?と思いながらも、どうゆうのがあるかも分からないし、一応見に行くことにした。

長男の誕生日プレゼントのスニーカーもまだだったし、久しぶりに家族でショッピングモールに出かけてみようかと。


下校してきた長男「□□もスニーカー見たいから、一緒に行くって。」と。

□□は少年野球の時に同じチームで、小・中は学校が違ったけど高校で一緒になり、急に仲良しになったみたい。

2人で同じ部活にも入った。

「えっ?いいけど、ママや家族みんなで一緒に行くんだよ?□□が嫌なんじゃないの?」

「別にいいって。大丈夫。」

で、□□を迎えに行き、みんなで行ってきた。

子供達の手前、本当は暑くて嫌だけど、前髪付けてスカーフを被った。


ショッピングモールに着くと、長男達は速効別行動。

ヨギボー見たけど、私も旦那も『どこに置くんだよ』『高いだけで無駄な物』って思って難色示してたから、次男も諦めた様子。

本当に欲しい物が見つけるまでプレゼントは延期しよう‥に渋々納得した次男。


↑これが欲しかったらしい😨

¥28490💦 無し無し!❎🙅


私は展示品に座ってみたら、自分1人で立ち上がれない。

狭いヨギボーの店内を見て回るのもキツイ。

ただ立ってるのもキツイ。

他のお店を見て歩くなんて無理!絶対出来ない。

ここに着いて、僅か10分でリタイアだ。

旦那と次男だけで行ってもらい、私は通路の椅子に座って待ってたけど、それもダルくなって車に戻って窓全開にして横になって寝ていた。

こんな風になるなんて思ってもなかったから…来なきゃ良かったな。

こんなにも動けない自分が予想外で、衝撃的過ぎて、もう本当に大ショックで。。


去年の今頃の無治療期間中にもこのショッピングモールに来たけど、その時はみんなと一緒に見て回れたし、途中から単独行動して試着してスカート買ったりしてた。

同じ無治療期間なのに、1年でこんなにも体力が落ちて、全く動けなくなってる自分に本当に驚く。

本当に本当に驚くほど体力が違う、身体が全然違う。

自分でも、この変化についていけてない。

カーブスや歩きに行って、それなりに努力もしてるのに何で?


癌治療中でも、運動して筋トレして、筋肉モリモリの男の人がインスタやブログに画像をアップしてるのをよく見かけるけど、何で私はそうならない?

筋肉モリモリなんて到底無理だし、そこまで期待してないけど、日常生活に支障ないくらいの体力や筋肉にはもう戻らないのかな?


これからは、こうやって出来る事が一つずつ奪われていくんだろう。

まずは見た目が180℃変わった…もはや別人😭

ソレをどうにかこうにか、やっと諦めつけたトコなのに、また新たに諦めなきゃいけない事が出てきた。

私の人生、これから先は、これが延々と続くだけなんだろうか。。。


無治療期間なのに、こんな状態の私だよ。

再発してまた抗がん剤始まったら、本当に動けなくなって寝たきり状態になるんじゃないの?

そんな状態で生きてても、家族の足手まといになるだけじゃん。

迷惑かけるだけじゃん。

悪い想像に結びついていく…。


なんで、私の人生、この歳で、こんな風になっちゃったんだろ。

絶望感と涙しか出てこない。


窓全開も暑くて我慢出来なくなり、途中からエンジンかけてエアコンつけて寝てたけど、それもキツくなってきて、「もう帰ろう。」旦那に電話した。

私が家族とこうゆう所に来るのはもう無理だ、これからは家で1人留守番だな。


長男も□□も、何も買わずで戻ってきた。


父の日で、スシローを予約してたけど、私は疲れてダルいし、行けそうもない。

3人で行ってきてもらおうとしたけど、じゃキャンセルするか‥みたいな雰囲気になって、次男が心配そうな顔して私を見てる。

「ママ具合い悪いから、何も被りたくないんだ。この頭で行ってもいい?」と聞いたら、長男は速効で「嫌だ。」次男は「いいよ。」と。

こうゆう長男が、ホント嫌になる。

優しさのカケラも感じない。

今まで愛情かけて育ててきたのは何だったんだろう…と無駄に感じる。

この子は、これから弱ってく私、何も出来なくなってく私を見て、どう感じるんだろう。

私が死んだ時、どう思うんだろう。


体調悪いと余計な物が鬱陶しく感じて、何も身に付けたくないけど、スカーフを被って行った。


次男は私に気を使って「前髪がちょっと出てるから、もうハゲには全然感じないよ。」と言ってくれた。

車の昇り降りも、歩く時も「大丈夫?」「僕につかまりなよ。」「肩かすよ。」と私に手を添えながら歩いてくれた。

次男の優しさに涙が出てきた。

次男にホント救われる。

『もう早く死んじゃってもいいかな。私が居なかったら旦那が気楽に楽しく2人を育ててくれるだろうし。辛い思いをしながら長く生きてるなんて嫌だ。』…なんて今日は考えてたけど、『次男を泣かしちゃ可哀想だ。まだ頑張って生きなきゃ。』と思えた。


店内は冷房が効きすぎて寒いくらい。 

食欲もそんなになくて、4皿+デザート。

…それだけ食べれれば充分か😅

寒さに我慢出来ず、また先に車に戻って、ブランケットに包まって横になり寝ていた。


いつも食べてる定番の苺パフェ🍓


歩くのもフラフラだ。


シャワーもせずに寝た。

夜中に咳き込みで目が覚めて、冷や汗や粘っこい痰や鼻水出てきて、呼吸が苦しい。

『もう嫌だ。いつまでこんな苦しい思いしなきゃなんないの?再発や転移したら、もっと酷くて苦しくなってくんでしょ。』と、辛いとすぐに負け犬根性が出てくる。

旦那が起きて飲み物を持ってきてくれた。


今日は、残念でショックな1日だった。

父の日で楽しく過ごそうと思ってたのに、◯◯ちゃん、ごめんね。