◎2月27日(火曜)(IE最終から29日目)①
妹と病院で合流して腫瘍内科をまず受診。
お腹のシコリ2箇所に丸印を付けてきたので、主治医に見てもらう。
PETMRIや最近のCT画像を見比べながら「ん〜、元々腫瘍のあった箇所は瘢痕化で固くなってる可能性もあるし、先週のPETには何も怪しい箇所は無いんだよなぁ」と、悩んでる感じ。
右側のシコリに関しては「こっちも何も写ってないんですよ。確定させるなら細胞診になりますが、画像上に写らない事には出来ないし、様子見ですかね。」と。
「VACで画像上癌が消えたにも関わらず3ヶ月で再発した経緯や転移が新たに出てきてない事、IE療法が効いて癌がまた画像上から消えた事で、今が放射線を使うタイミングだと思います。今を逃すと今後は難しいかなと思いますし。良い状態を長く保つためにも放射線は今が良いです。」
「今を逃すと今後は難しい…というのは、これから使う抗がん剤は効きが悪くなるからですか?」
「はい、そうです。」
「今後使う抗がん剤の効きはどれくらいなんですか?」
「2割くらいです。大きさが変わらないなども含めるともう少しいくかな?もちろん個人差はあります。」
……マジかぁ。2割は低すぎるだろ…。
再発・転移をした時の自分を想像するだけで恐ろし過ぎる。
「◯◯さんは、ご自分の効果をどうお感じになっているかは分かりませんが、私はここまでの治療は非常に上手くいってると思います。VACの途中で放射線を挟む方も居ます。◯◯さんは抗がん剤だけで画像上消えました。IE療法も効果が出ています。」
と主治医は言っていた。
主治医がここまでの治療が上手くいってると前向きな事を言ってくれたことは、単純に嬉しい。
でも、これからの抗がん剤が期待薄いのは不安と恐怖しかない。
「肉腫の抗がん剤で、◯◯療法や◯◯の抗がん剤が効いたと書いてあるブログがあります。私にもその抗がん剤は使えますか?」
「◯◯療法は保険外の治療ですね。ウチでは効果が同じであると思われれば保険適応のモノを使います。」
「保険外は使えないんですか?」
「使えなくはないです。ただ効果を比べた時に変わらないのであれば、保険適応のモノを使います。保険外は審議が通るのにも時間はかかりますし、簡単ではないです。」
これから放射線をやるというのに、また再発・転移した時の抗がん剤の数や有効率が気になって仕方なかった。
何の抗がん剤を使うかは先生にお任せするしかない。
私にはどの抗がん剤が良いのか、保険適応が良いのか保険外が良いのか分かるはずもない。
でも、両方使える手持ちのカードが多いに越したことはない。
それがココでは簡単ではない?
まずは保険適応の抗がん剤を順番に試して、それがダメなら適応外になってくのかな?
他の病院はどんな感じで、どんな抗がん剤を使ってるのかなんて分からない。
それに何回も同じ事を言ってるけど、横紋筋肉腫の症例は、ココが一番多い。
私の場合、癌の成長スピードが物凄く早い。
保険適応の抗がん剤を順番に試していって、効かなかったらあっという間に全身癌だらけになるおそれもある。
なら、保険外の抗がん剤もスムーズに使える方が良い気もする。
私が今後使える抗がん剤は、何てモノで何種類あるのか?
保険適応の抗がん剤が全部ダメだった場合、スピード勝負なんだから、保険外もすぐ使えるのか?
をまず主治医にきちんと聞いておきたい。
そして、その情報を持って、2番目に多く横紋筋肉腫の症例のある病院にセカンドオピニオンに行って、その病院の使える抗がん剤の種類を聞いてみたい。
その病院で、主治医から聞いてきた抗がん剤チョイスは妥当なのかどうか、セカンドオピニオン病院の抗がん剤はどういったのがあるか、私に使うなら何がどうゆう順番なのか、今の病院と違いがあるとするなら何がどう違うのか、を聞きたい。
外来受診で話してる時には頭が整理されず、何かもっと聞きたいけど、何を聞いたら良いか分からない感じだった。
今ブログを書いてて、何を聞きたいかがはっきり整理された。
今後の使える抗がん剤の種類を、2番目の病院とで比べたい。
家族にセカンドオピニオンの事、相談しよう。