・4月4日 (火曜)(VAC15日目)
今日は外来受診日。
妹と旦那も一緒に来てくれた。
ネットで見つけた治療法を印刷し、主治医に見せた。
「この症例はうちではやっていない。予め自家末梢血幹細胞をとっておく必要があり、空っぽにした骨髄にそれを流す治療で、やるに辺り承認とったりも必要な治療で、副作用もひどく大量抗がん剤の副作用のデメリットの方が大きい可能性が高い。たまたまこの人は生存しているが、はたして何人やって成功しているかも不明だし、成績に不明な点も多い上、一定の見解が得られていないというのが大きな問題点で、この治療は勧められない。」
と主治医は言った。
やはりVACが1番良いとのこと。
私が「VACが終わった後の自分がどうなるか不安で仕方ない」と伝えたら、
「休薬は骨髄のメンテナンスや次の抗がん剤に備える期間でもあり、体を休める事も大切なんです。」
とのこと。
病棟担当の先生から「延命治療だから」と言われるのがとても嫌だし、手を尽されてる感じを受けず、見捨てられてる感を受ける事も伝えた。
そして、
「先生の奥さんが私と同じ病気だったら私と同じ治療をしますか?」
と聞いてみた。
「僕も医者なんで。この抗がん剤大量投与はしない。同じ治療をします。」
と答えた。
セカンドオピニオンは無しとなった。
私は症例数がわずかな希少ガンだし、やはり治療は症例数も集まっているここしかないような気もしてきた。
私の主治医は一つ一つの質問に、ちゃんと私の目を見て丁寧に答えてくれる。
信頼出来るドクターだ。
旦那も妹も、ここで先生が提案してくれる治療を受けていくのが1番だと言っている。
「治療するにあたり、生活の質を保つQOLがいかに大事かなんだよ。副作用で寝込んだり入院したりする期間が長かったらそれは嫌じゃない?いかに今みたいな元気な状態で長く過ごせるかに先生も重点を置いてるんだよ。」と妹が後で言った。
QOLを保つか…今みたいな状態をできるだけ長く続けていきたい。
神様、どうかお願いします!
治療以外の事で先生に、
「体重の増加が止まりません💦とうとう50kgになってしまいました😓横から見ると体の厚みが半端なくてヤバい感じなんです。癌前は45kg位が普通で、腫瘍が大きくなって飲み込みにくくなった夏頃は43kgまで落ちました。でも今は50kgです!抗うつ薬飲み始めてから一気に増加してます😫」
と伝えたが、
「50kgでしょ?全然OKですよ😄これが59kgとかならマズイですが。減るより全然良いですよ😄何でも食べれるんでしょ?好きな物食べて過ごして下さい。」
と主治医は言った。
え~っ!本当にこんなに増えていいの!?
母の体型を見て
「そのお腹の肉づきヤバすぎだよ!」
と私が今まで散々母に指摘してきたのだが、その母が私の体の厚みとお腹回りを見て「スゴイねー😓」と言ってくる程だから、ハタから見てもよほどの変化なのだろう😥
癌前の私のスタイルは見る影もなく、すっかり中年体型だ😱😱
でも食べられなくなればあっと言う間に体重は落ちていくのだろうし、旦那にも今のうちにもっと脂肪を蓄えておいた方がいいと言われ、私の体重増加にむしろ周囲は喜んでいる😅
見た目云々より、食べられて体重が増えるというのは幸せなコトなのだ!
帰宅後、旦那はすぐに出勤した。
付いてきてくれてありがとね。
次男は起きてすぐに素振りをし、You Tubeの動画見ながら野球の研究をしていた様だ。
バッティングセンターに行きたい!と言うので連れて行った。
動画で毎日研究しているせいか、スイングが前より良くなっているのが野球素人の私でも分かった。
その後、次男をコロナ4回目接種に連れて行った。
夕方、「日曜の練習でボール当たった腕がやっぱり痛い。なんか動かすとおかしい感じする。」と言うので今まで様子見ていたが、整形外科に連れて行き見てもらった。
レントゲン上、骨には異常なく打撲で2週間程度かかるとのこと。
本人が痛がらなければ練習してOK。
長男は5年生の時に肘を剥離骨折し完治まで半年位かかった経緯があったので、打撲程度ですんでよかった。
今日は1日動き回り、さすがに疲れた。
缶チューハイがとても美味しく、またコタツで寝てしまった😅