・静帝です
・小説です
・腐向け理解出来なかったら見ない方がええよ
おk、いこうk((
「ふざけんな!!!」
何かが砕ける音が、路地裏へと響く。
そこにはバーテンダー服の男、平和島静雄が、右手を壁にたたきつけた状態で立っていた。
「どういうことだよ…ッッ」
先刻、帝人が紡いだ言葉がじわじわと静雄の心を縛り付ける。
『だってもう、静雄さんはダラーズじゃないんでしょ?』
(くそっ、だからなんだってんだよ…!!)
「俺、ダラーズぬけるわ」
不意に言い放たれた言葉に、ひ弱そうな童顔の少年、竜ヶ峰帝人は目を丸くする。
「ぬける、って。」
「そのまんまだ。俺はダラーズを辞める。」
静雄は、しゃがみこんだまま動かない少年を見つめ、静かに言葉を紡ぐ。
「あれだ、面倒くせぇ。もともと、トムさんから紹介してもらったもんだし、やる気もねぇ。それに、入ろうがぬけようが、自由なんだろ?」
帝人は、ぐ、と言葉に詰まる。その様子を見た静雄は、「じゃあな」とぶっきらぼうにつぶやくと、軽く手を振りながら夜の池袋へと姿を消した。
その時はまだ余裕だった。
帝人が関係を繋ぎ止めようとしているところを見て、安堵していた。
だけど、違った。
俺との関係を繋ぎ止めようとしたんじゃない。
俺の“非日常”を、手放したくなかっただけだった。
(ああ、そうか)
関係を繋ぎ止めておきたかったのは、アイツじゃない。
「俺の方じゃねぇかよ…ッ」
気付いた頃にはもう遅く、彼の声は薄暗い池袋の喧噪にかき消されていった。
…みじけぇ((
