ある日電話が鳴る。





「はい、○○でございます」



何でもないいつもの受け答え。




すると電話の向こうの人は、なんと!

トドの不倫相手❤だった。






今でも思い出すと笑っちゃう笑い泣き笑い泣き笑い泣き




突然の電話で私、

「あ、主人がいつもお世話になっております」


て、受話器を持ちながらペコペコ頭を下げていた笑い泣き笑い泣き笑い泣き







不倫相手の人が何を話したかは全く記憶にはないが、多分向こうもドキドキしながら勇気を持って電話を掛けてきたと思う。なのに妻である私の対応に「・・・💧あ、あれぇ~?」と思ったんじゃないかな?


短めの会話で最後は消えそうな声で「失礼しました・・・」と電話が切られてしまった。








入籍して2~3年を過ぎた頃だったかなぁ...



姑の姉(おばさん)が顔を赤くして

「何もしないあのコたち(妹夫婦私にとり舅姑)は本当に恥ずかしい!」

「おヨメさんには怒鳴るのにトドには叱ることさえ出来ない」

と私に言った。ありがとう、おばさん。私を見ててくれたんだね😌



でもね、おばさん。

舅姑が怖いのは息子に嫌われること。二人にとって大切な人は孫でもなく勿論私でもなく自分たちの一人息子。





おじさんたち(姑の兄たち)も

「あいつらはみっともない」「情けない」


等と・・・


ん?きょうだい間で喧嘩でもしたのかなぁ?



でもその後の親戚の集まりではいつもと変わらない、、ような、、、いや、なんか違う?親戚の方々は私に対する接し方が柔らかくなってきたように感じました。






しかし、トドからの暴言暴力は止みません。

初めの頃は思う存分殴る蹴るをした後、必ず涙を流しながら土下座をし「改心した!」と謝ってきましたが、その内謝ることもしなくなり、暴力は日常的な生活の中で当たり前になってしまいました。




離婚話は度々出ていたのですが、私が進めなければずーーーっとこの生活がエンドレスだ・・・と本格的に離婚に向けてスタートしました。




離婚に関しては色々決めなくてはなりません。


しかしトドは「俺様には関係ねーんだよ!親父に任せてるから親父と相談しろ」とのこと。




はい、本当に舅がグイグイ出てきました。何かあると(何もなくても)すっ飛んできて私を罵倒します。



弁護士もつけたようで

舅姑トドそして弁護士の、4人 🆚 1人(私)


舅は、

「ウチのコちゃんには何一つ落ち度がなければ証拠もない!

お前が勝手に出て行くんだから慰謝料は当たり前だがない!!

今すぐこの合意書にサインしろおっ!!!」



確かに舅がテーブルに叩き付けた合意書、後で読み返したら第七条には

甲乙は、本件離婚に関する問題は本確認書条項の定めるところにより一切解決したものとし、今後は相互に財産分与、慰謝料等その他名義のいかんを問わず何等の請求をも一切しないことを確認する。


と記されてあった。



「早くしろ早くしろ!!」と怒鳴られたのでしっかり内容を確認出来ずサインしたけれど、そもそもなんで離婚話を私は舅としてるんだろ?舅は自分がしていることを『なんかヘンだ』とは思わなかったのかなぁ?周りは皆気付いていたのに......






子供たちを連れて出て行く前



仲が良かった今で言うママ友達がお別れの挨拶に来てくれた。皆、涙だったから私もつられて泣いちゃった。。


そして驚いたのが

町内会と商店街の方々!!

玄関開けてビックリした!百歩譲って町内会の方が来てくださったのはもしかしたらあるのかもしれないが、商店街の方まで(私が出て行く事を何故知っていたのだろう?)・・・ビックリしたけどとてもとても嬉しかった!子供たちにお菓子をくださいました。なんとなくですが、この街に愛されていたかな、、、と思ってしまいました。








時は過ぎ

私は今、『姑』の立場になっております。


凄い勢いで元舅姑を『反面教師』とさせていただいてます。




お嫁さんは本当に私を気遣ってくれるのが分かります。私なんかに申し訳なく思います。遠く離れて暮らしているので、それも良かったかな☺️近いとお嫁さん、もっと気を遣ってしまうだろう。





私は遠くから見守るだけのばあばです👵✨








終わり。