最近、30前後の選手のキャリアカウンセリングをする機会が増えている。
自分自身ちょうど29歳の時に自分のキャリアを見直す機会があった。
それまでは仕事もアメフトも一生懸命目の前のことをやっていたに過ぎなかったが、
アメフト選手としての引退を考えたときに、アメフトにかけた情熱と同じくらい
「働くこと」に情熱をかけられるのか? と自答自問を繰り返し、
そこから自分探しが始まった。
社会における自分の居場所探し。
今も探している最中で、これは一生探し続けるものなのではないかな?と最近考える。
でも探し求めると、少しずつ求める方向に進んでいると実感もしている。
話を戻すと、最近自分がカウンセリングしてきたaround30の選手も同じように
社会での居場所を探している。
その際に競技をやってきたことをリセットしようとしている。
競技を通じて成長したこと、学んだことは社会でも必ず役立つし、社会はそれを
必要している。
そこを整理して、自分らしさを再確認できたとき、ようやく自ら行動しようという
前向きな気持ちになれる。
「自分は競技しかやっていないから・・・」
日本中で競技しかやって来なかった人間はどれだけいるだろうか?
それだけ、腹をくくってひとつのことを継続してきたことこそ、
財産である。
大学の夏休みが終わり、再来週からまた大学生のカウンセリングが始まる。
「自分は競技しかやっていないから・・・」
そんな学生とたくさん出会うことになるだろう。
競技しかやってこなくて十分。
それをどのように自分の言葉で伝えるか?
まだ気付いていない「自分の財産」を再確認して
一緒に創って行きたいと思う。