
チームのトレーナーが東京成徳の女子バスケ部のトレーナーをしている。
そのトレーナーから、よくこのバスケ部の話を聞いていて、
たまに東京成徳の女子バスケ部の学生がリハビリに習志野のグランドにも来ていて、
そんな縁で少し興味を持っていた。
このウィンターカップが夏の敗戦のリベンジの場と言うことを聞いていたので
かなり熱い試合になるのだろうと、楽しみにしていた。
予定通り、夏の大会で決勝で顔を合わせた両チームが決勝に顔を揃えた。
事前情報もほとんどないまま、誘われるままに試合会場に行くと
東京体育館がほぼ満員で、関係者はこの試合を楽しみにしていることが
伺える。
両チームの選手は一生懸命最後までボールを追いかけ、
東京成徳は、勝ちが遠のいていることが分かっても最後まであきらめず
攻め続けた。
トレーナーと一緒に観ていたので、誰が3年か誰が2年生かという情報だけを頼りに、
勝手にストーリーを描いて見ていた。
3年生でキャプテンは、キャプテンらしく最後までチームの支柱としてプレーし続け、
もう1人の3年生も必死に足掻いていた。
不調な2年生は、4Qの途中まで明らかにプレッシャーに押されていて
それでも、最後の最後に攻めるプレーを魅せてくれた。
3年生は最後の大会、悔いのないように自分の力を出し切り、
2年生は何とか3年生の為に必死に勝利を掴もうともがいている。
勝手に描くそんなストーリーが、試合終了のホイッスルと共に
項垂れる2年生の頭を笑顔で抱える健気なキャプテンを見て
涙を誘われた。

真剣勝負の背景にあるストーリー。
TOPアスリートだけがフォーカスされ、それはお金になるが、
アマチュアスポーツにも、その選手にもストーリーはある。
そんなストーリーを知ることによって、応援する姿勢も変わってくると
最近確信している。