「やりたいことは何ですか?」
明確に答えられる人は少ないのかもしれない。
そしてやりたいことが出来ている人も少ないと思う。
忙しい日々の中で、立ち止まって自分の今後のキャリアを真剣に考える時間は
どれだけあるのだろう。
突然仕事がなくなったとか、今の仕事が嫌になったとか、生活する上で
収入が無くなる危機に直面しない限り、立ち止まろうとしない人が多い。
走り続けなければならない、止まったらダメという潜在意識がそうさせている。
幸か不幸か、僕はその「危機」が突然降って降りてきた。
だから、その日から自分の心の向きを確認するようになった。
たった12年の社会人生活の中で、やりたいことは変って行った。
いろいろな経験をして、自分の心の向きは変って行く。
せっかく生きている。
せっかく生きているのだから自分の心が向いたことを始めてみたらいい。
道は後から出来て来る。
カウンセリングの中で、「やりたいことが分からない」という相談がある。
学生だとけっこう多い。
そんな人には
「最近始めたことは何ですか?」
と聞いてみようと思う。
何かしら、始めたことはあるだろう。
アルバイト、スポーツ、ダイエット・・・。
そして、そこには理由がある。
その理由は自分の心を動かすもの。
「最近始めて、途中で辞めてしまったことは何ですか?」
きっとその理由は自分の心を動かしたものの継続しなかった。
確固たるものではなかったということ。
すべての自分の行動には何らかの理由がある。
何となく、直感で、ということも多いかもしれない。
ただ、それで終わらせず、その理由を考え、言葉に残すことが
自分探しのはじめの1歩へとなる。
その積み重ねが、自分らしく生きることにつながる。