日本代表に再招集された。
この通知をもらうまで、前回はドキドキしたが、今回は
妙に落ち着いていた。
日本代表候補の練習の中で「自分らしい」プレーを出し切れたので、
後悔がなかったからだと思う。
きれいごとに思われるけど、事実そうだ。
自分の持っている力を出せずに選考が終わってしまったのであれば
きっと後悔していただろう。
2006年1月3日、ライスボールで勝ち、パーフェクトシーズンを終えたとき、
引退する決断をしていた。
正確に言うと、試合前に決断していた。
なのに、今まだフィールドに立っているのは、2007年に日本で行われる
WCに出たい。
今度はアメリカに勝ちたい、勝つ!
と、その想いだけで、ここまでの1年と半分やってきた。
ようやく、その権利を得ることができた。
前回、WCという経験をさせていただき、バラバラのチームから集まった
選手たちが、日本代表という重圧を背負うことによって徐々にひとつになり、
戦う集団になった。
その過程には鳥肌が立ったり、泣きそうになったり、今まで経験したことのない
ことばかりだった。
国の代表として戦う重み、そしてその重圧から解き放たれた時の開放感、
達成感は忘れられない。
もう一度、今度は日本で前回以上に達成感を味わいたい。
もっと日本でアメフトという競技に興味を持ってっもらいたい。
そんな想いが強くある。
今日、初戦が行われる等々力競技場の芝の視察に行った。
2万人以上は入るスタジアム。
このスタジアムが満員になって、すべての人が自分たちを応援している。
そんなことを想像してみた。
まだまだやることはたくさんある。
すべてをやりきり、7月7日を迎える。