土曜日は自宅でJXBを観戦した。
今年お世話になったチームメイト数名を招待して、
お酒を飲みながら、食事をしながら気楽に観戦していた。
解説が大橋さんだったりシンゾウくんだったりと、いきなり
親しい人が画面に映り、
「携帯鳴らしてみよう!」
などと子供のようないたずらをしてみるものの、
やはり大橋さんは電源を切っていた。
さすがだ。
試合後、大橋さんから
「どうした?」と折り返しがあったときには
正直にそのときのことを話すしかなかった・・・。
シンゾウくんのバイブにしていた携帯も
かなり鳴っていたらしい。
考えることは同じだ。
さて、超DB的な視点からこの試合の観戦記を
綴って見ようと思う。
前半OSが奪った3つのターンオーバーがアメフトの
定石通り、勝利をもたらした。
鹿島は後半持ち直したが、前半のミスが響いた。
鹿島の反撃の起点はDB佐野選手のインターセプト。
シーガルズ戦同様、OSのPASSオフェンスは
鹿島DのZONEカバーの切れ目を狙う
「ショートポスト」を多用してきた。
取られてもタックルをしっかりしていたけれども、
簡単に15yd取られるPASSを止めきれずにいた
ように見えた。
鹿島のCBはそれまでWRのOUTサイドにアラインし、
WRを自分の内に走らせFSと挟むように意識していた
ように見えた。
しかしOSのPASSのタイミングが素晴らしく、CUTする
には至らなかった。
そこを佐野選手はWRのOUTサイドにアラインしながらも、
自分サイドにこのショートポストが投げられるのを狙っていた
ように見えた。
今まで通りのタイミングで投げられたショートポストは
佐野選手はWRの外側からボールに反応し、奪った。
奪われたWRも驚いたらしい。視野に入っていないのだろう。
アサイメントを守ることは大前提だが、アサイメント以上の
プレーをすることがチャンピオンシッププレーになることを
知っている。
佐野選手はまさにそれを実践したように僕には見えた。
これを機に、OSのオフェンスはあのショートポストを多用せず、
QBランなどプレーを変えてきた。
もうひとつ試合を決めたプレーは4th1ydを残したFG。
ディレーで5yd下がって誰もがスペシャルはないと思ったところに
思い切ってホルダーがボールを持って走り抜けた。
この試合唯一のスペシャルプレー。
コールを出したコーチ陣も、実行した選手も素晴らしい。
鹿島のこの時のDを見ていると、外から2か3番目の選手が
コンテインするため外に回り、外からはラッシュが入り、
ホルダーが駆け抜けた「穴」は手薄だった。
5yd下がってフレッシュを取るにはボールを捕ってから
10ydは走らなければならない。リスクがあったわけだ。
それでもここでコールを出したということは鹿島の
FGに対する守りに対して絶対的に「出せる」自信があった
から他ならない。
スカウティングチームの勝利だ。
このプレーでGAMEはOSに傾いた。
それでも・・・。
鹿島Dは健気に最後まで必死に食い下がり、最後オフェンスに
すべてを託した。
そこもまさにシーガルズと同じような展開だった。
最後祈るように選手全員が手をつないでKに託している
シーンが印象的だった。
祈る前に選手個々ができたことはたくさんあったはず。
それができなかったから最後は祈るしかない。
それはシーガルズも同じ。
今年のOSは「したたかさ」を感じる。
今までは大味なオフェンス、粘りのディフェンスのような
印象だが、今年はそこに「したたかさ」が加わった。
相手の嫌なところを的確についている。
しっかりしたスカウティングの元、戦術を考え、選手に浸透させ
実行する体制がしっかりしている印象がある。
O、D、Kすべてにおいて。
OSは鹿島に2度勝った。
シーガルズにも春・秋と2度勝った。
これは本物だ。
社会人の代表として、学生に今シーズン今まで通りの
戦いを期待したい。
いかがでしょう?
TD誌に掲載できるレベルには達してないか・・・。
結構記事として読めるかな?
ご意見、お待ちしております。