だから、無償で出すなと



福祉の世界は優しさでできているように見える。

でも現実は違う。


知恵も、経験も、支援も、

それは仕事であり資源だ。


だから言われた。


「無償で出すな」と。


善意で渡したものが当たり前になり、

無料で搾り取られ、

最後に疲れ果てるのは支える側だ。


福祉は綺麗ごとだけでは続かない。

守る線を引かないと、自分が壊れる。


助けたい気持ちは尊い。

でも無限に差し出すことはできない。


だから私は思う。


優しさには境界が必要だ。

福祉で生きるなら、なおさら。


「無償で出すな」は

冷たさではなく、生き残る知恵なのだ。