週の真ん中はツライ。


6時前に起きて7時前に家を出る。やはり朝ご飯はダンキン。ノースステーションからスクールまで歩くが、どこをどう間違ったのか全然違う方面に進んでいる事に気付く。道を修正し、5分遅れで授業に参加。

今日のお隣さんは、スペイン人のアルベルトと、アランチャ。カーリーヘアーのアランチャは気さくな女性だ。だんだんクラス一人一人のキャラクターが把握できてくる。
2時間目、コミュニケーションクラス。イマジネーションを使ったトーク。「自分が別の性だったら?」「自分の死期がわかったら?」・・・などなど。それから、いくつかの絵画作品のプリントを見ながらアートについてどう思うかなどを話す。ポルノ雑誌とヌードを描写したものについて「いったい何がアートなんだ??」という話になるが、「両方アートになりうる。ポルノ雑誌がアートじゃなくなる時は男性がなにか意味を持って雑誌を使ったとき」というと、みんな大爆笑してくれる。笑いが絶えないクラスは楽しいが、あくまでも目的は「improve English」だと忘れてはいけない。


うーーーん、今日は疲れているのを感じる。なにかいまいちだ。
それから、発言にたいしてはhesitateしていないけど、そのぶん言いたい事につまるときの自分にイライラする。

5分の休憩時間、日本語の文章をリライトしてくれと頼まれているタスクをやっつける。

3時間目。ワークショップというクラス。昨日モロッコ人のクラスメイトに聞かれていた「東京の人口は?」。約1200万人です。答えを伝えるととてもびっくりしていた。「多すぎる」と。
今日は隣りにスペイン人のサンドラ。スパニッシュの英語は聞きにくいと苦手意識があったのだけど、近くでコミュニケーションすればよくわかる。いかに色んな要素でメンタルブロックを自ら作ってしまっているか、、認識。


昼を挟んで、最後のクラスだ。今日はパブリックなスピーチにおいて重要な振る舞いは?の話をする。「日本人はスピーチのとき目を合わせないのがpolite」というテキストブックの記事に反論、「それは古い」と。このスピーチに関する話は本当に面白かった。ロシアでは、パブリックスピーチでgestureをしてはいけないらしい。相当びっくりする。

つづいて準備なしで、あるお題に対して英語でショートスピーチをする時間。
私に与えられたお題は「your shortcoming in Boston」、ボストンにいる上で抱えている大きな問題は?といったところか。車の運転が苦手な事を話す。みんなに点数の評価をもらうのだが、上位に入る評価をもらえた。
この最後の「elected」というクラスは、東洋人が私だけだ。みんなヨーロピアン。彼らにはある共通した思想や文化への相互理解があるが、日本の事はあまり知らない。だから、結果として私の事を「異文化」の人間として注目し、いじってくれる。ありがたい。



そのあとラウンジで、頼まれていた日本語のドラフト校正作業。。。
ラウンジにはアジア系の女の子がいて、英語で会話する。タイワニーズの彼女とFacebookでつながる。家も近くてとても共感できる子だ。デザインを仕事にしていたが、パソコンに一日中向かっている生活が我慢できずボストンに来たらしい。ファッションも、考え方もとても刺激的だ。「あなたのようなインディペンデントな女性になりたいの」と話す。



帰り道、一時間に一本しかない電車を逃し、駅にあるバーで飲みながら50分の待ち時間。カウンターの中にいるバーテンダーさんにクレジットカードの名前をじっくりとみられる。”ユキコ!”また来るよね?、と。彼はTommyというんだそうだ。


今日は疲れていたけれど、思いもかけず思いもかけない人としゃべる事が多かった。