火曜日。

昨日と同じく朝7時に家を出る。運転がまだコワい。
コミュータレイルと地下鉄を乗り継いでいたのを、昨日からやめた。
地下鉄は使わずコミューターレイルの終点「NORTH Station」まで行ってそこから歩く事にする。
ちなみに地図はこんな感じ。



とにかくボストンはダンキンドーナッツだらけだ。
どこのダンキンも行列で、ボストニアンの朝食はダンキンが定番らしい。
ノースステーションの構内でダンキンのローカロリーサンドと甘くないコーヒーをオーダー、駅のベンチで食べる。ダンキンのカウンターで「ケチャップが欲しい」というと、山ほどのパッケージをくれた。大量消費の象徴みたいだ。街の本屋にはGREEN/エコの本がところ狭しとならんでいるのになぁ。
自分も、マイボトルに水を入れているくせに、手にはダンキンのコーヒーカップ。世の中矛盾だらけだ。
その後語学学校まで歩く。ギリギリ間に合った。

ストラクチャーのクラスでは、初めてパナマから来ているナースの女性とペアになって問題を解く。
最初はぎこちなかったが、お互い問題に「??」のところが出てくると放っておけない。
自分の意見を言い合い、ジョン(先生)に質問しているうちに、ひとつ自分のメンタルブロックが解けたのを感じる。
途中、ブレイクタイムをかねて、「脳」の話になる。
ジョンが、「腕を組んでみて」「次に手を組んでみて」。下になった方の手の側(右か、左か)が、利き脳だよ、と。

私は右/右。
このアクティビティーは日本でもやった事があった。たしか、腕の組み方が物事をインプットする時に使う脳で、手の組み方がアウトプットの利き脳を表している。
その後に、各脳(右/左)が司る要素についての話になった。例えば右はイメージだったり、直感だったり本能だったり。左はロジックや、ラインや数字。。。
以前マインドマップの講義を聴きに行った時にこの辺りの知識を学ぶ事が出来ていたので、英語でも積極的に話が出来る。ジョンになんで詳しいの?と聞かれた。英語の上達云々も大事だが、知識の蓄積はもっと大事だ。改めて実感。


コミュニケーションのクラス。今日は世界地図を持って行った。みんなの出身国を知りたいと思ったのだ。読みがあたり、みんなに「国と自分の名前を書いて」と頼むと、我こそはと自分の国について話してくれる。私とオジー以外の生徒は滞在歴が長く団結力もあったからちょっとうらやましかったのだが、とけ込めた気がした。ペルー出身のヴィクトリアは「ユキコの名前が好き」と言ってくれる、ハッピーだ。彼女に巻き舌を教えてもらうが、全然出来ないw。

今日はイディオム、それから人の見た目について話した。みんな好みは色々だ(内緒)。典型的なアメリカ人のモテ女性のルックス、日本人が病的にやせていてどうかという事(私はもともと骨格が小さいのだけど)。タトゥー、ピアスの話、etc。男性に好みを聞いていったところ、「バスト好き、足好き、エトセトラ・・・」面白かった。こういう話題は万国共通だ。
ちなみに、先生のジェニファーは熱烈なオバマ支持だった。彼が落選したらアメリカを去る、とまで言っていた。

ワークショップのクラスは課外授業で近くのアクアリウム(水族館)まで行く事に。普段この時間はwritingなので無口なのだが、歩きながら色んな受講生としゃべってみる。コンゴ出身の彼の話。彼はAviation(航空)を勉強してパイロットを目指しているのだそうだ。お父さんが赤十字で、色々なところへの遠征についていっているうちにパイロットを目指すようになったそう。

次に話したのは、韓国人の男性。彼はスクールに色々不満があるようだった。私と同じく(私はそんなでもないけど)ヨーロピアンの多さに少し「ひいて」しまっているようだ。以前の語学スクールはもっと韓国人が多かったらしい。心の中では(同じ国の人が少ない方がいいのに)と思う。

Seal(アザラシ)を見た後、帰りしなに会話したのはモロッコから来た男性。バケーションを利用して語学と休暇をかねてボストンに滞在しているとのこと。フレンドリーな彼と会話が弾む。しかし、東京の人口を聞かれて、答えられない。。明日までに調べていくと約束。

昼はスタバでクッキーとグランデラテ。

午後のクラス。キム先生が学校を去り新しい先生。しかしその彼女は休暇中。。。今週だけの臨時の先生が来る。キャサリン、英語が聞きやすい。
大金を見つけたらどうするか?の意見交換。。。どうもこのクラスでは、私=ファニーな女性(しかもとても若く見える30代)という変な印象がついている。何か発言するにつけ笑われるのはどうしたものか。今日もお金が落ちていたらどうするか聞かれ「It depends on HOW MUCH.」というと、妙に受ける。ロシア人のオルガには「あなたの答えはいつもユニークで好き」と。
とにかく、英語の得意なクラスメイトになじむ術は心得た気もする。自分らしくある事みたいだ。

授業が終わり、スタバで日本語の本をレビューする。知識は日本語で取り入れた方が10倍以上効率的だ。さらに、これまでの自分の日本語での(物事に対する)インプルーブを止めてはいけない。ついつい目の前の授業にいっぱいいっぱいだった。

帰りも地下鉄は使わず。
今日は見知らぬ人に、「スカートがいいね」とか「ついでに髪型もいいね」と言われた。
確かにエスニック系のスカートにおかっぱのような(自分的には茶色だけど)黒髪。いい意味で個性的、という事にしておこう。

電車で日本語本を読みつつ帰宅。車はとりあえず事故らず無事に運転している。