旅行２日目。子連れということで、ホテル側が朝食に別室を用意してくれて、気兼ねなく過ごすことができました。気のきく良いホテルでした。評判がいいのも頷けます。無料朝食なのに親会社船元福一漁業ということで、朝から直送の天然マグロが提供されています。食べ過ぎないよう気を付けなければなりませんでした。ごちそうさまです。
ホテルラウンジの壁飾りの操舵輪が回せることに気付いた娘が飽きずに回していてなかなかチェックアウトできず。
もう、置いて行くからねー
この旅行では折角なので浜名湖を一周できるようプランニングされています。本日も快晴、なかなか気持ちのよいドライブ日和です。
この日の最初の目的地は「炭焼うなぎ 加茂」さん。浜松と言えばわたしにとって餃子より鰻です。朝からその人気店の予約待ちの列に並ぶのが狙い。朝一番に予約できるシステムを採用している人気店は観光客にとって本当にありがたい。事前予約ではダメ。人気店は何カ月先まで埋まっちゃうから。当日の朝一番に予約開始がベストなのだ。
９時の10分前に着いたらもう10名程度は並んでいた。流石人気店。こうではなくては。11時45分に来てくださいと言われて予定通り。では、近場で観光でもしてよー
最初に訪れたのは、大河ドラマで御馴染みの井伊直虎が眠る寺、井伊家の菩提寺、龍潭寺。これまた桜が満開で素晴らしい。
庭園は名勝となっております。上画像は表
裏の庭園が素晴らしい。解説を聞いていると色々計算されているのだなあと感心する。長らく眺めておりました。
お寺のほど近くにある「井伊共保公出生の井戸」も訪れました。ドラマでは重要なシーンによく出てきたあの井戸です。
次は井伊家ともゆかりの深い「方広寺」。上画像は入口に立っている三重の塔。“倒産のよけの塔”として財界人に人気だそうです。あやかりたい。
方広寺は大河ドラマの撮影にも使用されました。そして明治天皇行在所があるという、南朝に縁のある見応えアレがアレでアレなお寺様であります。ふふふ
半僧坊真殿の上り龍下り龍の一木彫の彫刻。素晴らしい。
そして、境内に点在する五百羅漢像、現在は1000体以上あるそうです。娘も石の像に興味津々でした。
予約していた時間に合わせて「加茂」さんへ。人生で一番の鰻とはならなかったけど、炭の香り、ふっくらとした仕上がり、さっぱりとした味付け（食べ進めていくと味がしっかりと輪郭をもってくる不思議）。十分満足で美味しい鰻でした。御馳走さまです。
大河見ていた人には馴染みの気賀にある関所にも立ち寄る。
そこそこいろいろあった。
そして最終目的地のはままつフラワーパークと浜松動物園へ移動。あしかがフラワーパークを再生させた塚本こなみさんの次なる再生仕事、はままつフラワーパークのお手並み拝見。あしかがフラワーパークの“世界一美しい藤のガーデン”は確かに世界一に選ばれたといっていいと思う。はままつフラワーパークには、“世界一の桜とチューリップの庭園”をうたっています。さて、浜松は感動分岐点を越えるかしら？
桜が満開とあっては混雑するのはしようもない。駐車場の誘導が下手過ぎてゲンナリしていたのを吹き飛ばす景観。なるほど、なかなかじゃないか。値段も安い上、園内でお花見ＯＫとあっては、人気が出ないわけがない。いい仕事しているなー、流石です。
そして隣接している浜松動物園にも足を運びゴールデンライオンタマリとご対面。
２日目の娘のはじめて体験は動物園でした。宇都宮にも動物園があるのですが、無駄に高いのです。高校生の頃は良く行っていただけに、今更家族３人であの値段出す気にならない。逆に、浜松動物園は宇都宮と比べ物にならない充実の内容なのに、わずか410円。フラワーパークとセットなら150円で入園できる。んな馬鹿な？！
富士宮より西に行くと、帰りに富士山を正面に見据えながら帰路につくことができます。富士山には初中来ているけれど、登るだけなのでなかなかこのように冠雪した富士山を眺める機会は少ないです。富士山は登るより眺めたほうがいいというのも案外頷ける。
以上、駆け足でしたが１泊２日の浜松旅行でございました。娘がはじめての海、はじめての動物園を体験する際に隣にいられたのはなによりです。８月で娘も２歳。毎年同じ時期に旅行していれば、否も応もなく娘の成長を実感することができると思うので、来年も旅行できればいいなと思います。まあ毎日目まぐるしく成長していますけどね、うちの娘。春の旅行は、桜が咲いていたり、学校行きはじめても春休みだったりと、いい時期ですね。ナイス入籍タイミング！偉いぞ、おれ（おわり）