11月頭3連休は山屋なら本来どこか山にでも入っていたいところなのですが、初日が那須塩原ハーフ出場、2日目がママ解放日、3日目が所属山岳会の会山行とあっては、大きな計画も練りようがありません。
で、今日は中日の話。ママ解放日だから妻にどこかで羽でも伸ばしてきなーとわたし。
妻を送り出して、わたしはぶらぶらと宇都宮城址公園に。そうです、この日は餃子祭り開催日だったのです。晴れていると普通山入っているから、久しぶりの餃子祭り参戦です。取り敢えず朝からの生ビール!開放!(なにからの?)
あれ?おいおい、妻よ、きみもここで羽伸ばしていたのか。うーむ、そうか。そういうことだったのか。ならね合流するか。合流するしかないね。餃子祭りなら手分けして並んだほうが多くの店の餃子を食べられるから!
「鵜の木」さんの餃子
ニンニク未使用のカワイイまんまる餃子。麺屋ならではのもちもち皮とジューシーな餡。
「Konomi」さんの餃子
もっちりとした皮と秘伝のタレで下味をつけたアンと、地元産野菜がよくなじんだ家庭的な味。
「雄都水産」さんの餃子
水産会社ならではの加工技術を活かしたエビ餃子。
「新三」さんの餃子
老舗割烹弁当店が作る徹底した野菜メインのパリパリもっちり薄皮餃子。
「中国飯店」さんの餃子
テレビにも登場した餃子道60年余の餃子の巨匠が作るニンニク未使用の餃子。
とまあ、宇都宮餃子と言っても色々なわけです。店舗数は山ほどあるので中々食べ歩いたりはできません。そんな宇都宮餃子を代表するお店の数々が一堂に会するのがこの宇都宮餃子祭りなのだ、なのだー、なのだー
でも、わたしが宇都宮で一番オススメする餃子専門店は出店していないのだった。その店は宇都宮餃子会に加盟していないので、宇都宮餃子を名乗れないのです。そこがなあ、宇都宮餃子の片手落ちなんだよなあ。
ともあれ「オリオン餃子」に70分待ちとかありえないから!地元民はあまり立ち寄らないかもしれないお祭りです。普段並ばずに食べられますからね。しかし1皿3個100円はお買い得。全部6個で注文したけど200円だからね。これはかなりお得なイベントでしょう。
お腹もふくれたので、宇都宮城の櫓に登って祭りの全景をパシャリ。これ皆さん餃子を食べるために並んでいる皆さんです。凄い数。19回目にして見事に集客できるイベントになったものだわ。城址公園作って本当に良かったですね。
餃子は十分堪能したので、同日に開催されているイベント会場に移動。宇都宮とえいば餃子ですが、宇都宮といえばジャズという人もいる。
世界的に有名なジャズのサックス奏者である渡辺貞夫さんが宇都宮のご出身だからです。そこで、餃子祭り同日に開催しているイベントが「MIYA JAZZIN」です。街中で気軽に無料で流れる生演奏に耳をすますことができる、とても貴重なイベントなのです。
そして、宇都宮といえばカクテルと言う人もいます。世界のコンクールで優勝したバーテンダーが日本一多くいる町というのが由来です。
そこでバーテンさんに、この日限定のミヤジャズインというカクテルを作ってもらいました。柑橘系のさっぱりしたカクテルでした。
生演奏を聴きながらだとカクテルの味も3倍増しだわ。
十分宇都宮を堪能して妻子と家路についていると「宇都宮・気仙沼さんま祭り」という看板を発見。どうやら気仙沼の秋刀魚を振る舞っているようである。食べない手があるものかね。
気仙沼は東北大震災の時に足を運んだ縁のある町。こんなところでまた出会えるとは奇遇なものだ。さんまが高騰していると聞いたから、こんな立派なさんまなら200~300円するに違いない。焼き加減抜群、ごちそうさまでした。
とうわけでお付き合いいただきました宇都宮PR投稿の回。特別どこから頼まれて書いているわけではありませんが、これが宇都宮のポテンシャルです。少しは興味を持っていただけたでしょうか。是非一度足を運んでいただけたら幸いです。因みに、宇都宮餃子の1,2を争う有名店は、どこも土日は長蛇の列ができていますので、狙うなら開店前から並んだほうがいいですよ。お昼時に行っても1時間くらいは普通に待たされます。注意しましょう。(おわり)