月末から日をまたいでしまいましたが映画の話をします。思うがままに書くので支離滅裂でもご容赦のほどを。
「首切ってドラム缶に封印」一時祭りになっていましたね。最近見たので乗り遅れてしまいガッカリでした。そんなことより、せっせと妻に映画を見せているわたしですが、とうとうホラーが苦手な妻に「エイリアン」シリーズを見せることに成功しました!映画史に残るヒロインであるリプリーの勇姿を見てもらわずしてかっこいい女性の生き方は語れませんからね。キルビルのザ・ブライド、ドラゴン・タトゥーのリスベット、でもって、エイリアンのリプリー。
名作って見た気、知った気になっていることが多いです。有名な場面だけが先行していて、食わず嫌いになっていたりする。でも名作は誰が見てもいいのですよ。ホラー苦手の妻も「エイリアン」シリーズ、見たら見たで大ハマりでした。わたしも付き合ってみましたが、やはりまったく色褪せていませんでした。素晴らしいの一言です。
1.『エイリアン』(監督:リドリー・スコット)アメリカ
「絶対部屋を暗くして見なければいけない傑作。最後の暗闇の中でこその光の演出が、何度見ても感心するんだよなあ」
2.『ザ・フライ』(監督:デヴィッド・クローネンバーグ)アメリカ
「見た気になっているだけでちゃんと見てない傑作といえば、これもある。本作わたし大好きで、これ珠玉のラブストーリーだとかってに思っています」
3.『ルトガー・ハウアー/危険な愛』(監督:ポール・ヴァーホーヴェン)オランダ
「映画をジャンルレスで愛している方で、本作を未見の方がいましたら是非ご覧ください。21世紀の今見ても唯一無二のヴァーホーベン節は強烈に機能しています」
4.『点子ちゃんとアントン』(監督:カロリーヌ・リンク)ドイツ
「最後は個人的に大好きな作品を。画作りもドラマも何もかも素晴らしいのです。ドラマを優先したら画作りできないなんてのは嘘なのだと若いころに気付いた作品でした。たまに見返してしまいます」
以上、なに書いたかよう分かりませんが、こんな企画をどうぞよろしくお願いします。(次回:11月末日)