栃木県宇都宮市で攀じるパパクライマー、人生最初の1本 | 栃木県宇都宮市で攀じるパパクライマー

栃木県宇都宮市で攀じるパパクライマー

人の親になっても頂きを目指し、家族と共に攀じり続けるパパクライマーの記録

 

 折角、子を持ったからには、妻子をあの松竹が用意しているサービスに派遣せねばなるまいて。「ママが子と日々子育てを頑張っているママへ、小さなお子様と一緒に気兼ねなく「映画」を楽しんでもらおうと、松竹マルチプレックスシアターズが独自開発した女性のための映画上映」、そう、ほっとママシネマにね!

 

 妻曰く、とても満足のいく上映だったようです。すべてのお客さんが席につくまで上映が開始しないとか(この日は15分程度遅れたそうです)、照明が通常よりかなり明るく、音響は小さめ、オムツ替えのコーナーやアイテムが揃っていて、授乳スペースも当然用意されている。子の飲食も持ち込めて、上映中、子が自由に遊べるスペースも確保。できる限りの柔軟対応をしてくれているようです。

 他のお客の子らが泣いたり騒いだりして観賞の妨げになるようなこともさほどなかったようです。そりゃあ家でDVD観ていたほうが静かでしょうが、やはり外に出て息抜きする時間というのが大事でしょう。妻も最近では映画館で映画を観るということと、DVDを家で観るということの決定的な違いを理解するようになっているので、旦那が働いている平日に、子と映画館で映画を観られちゃうなどとなんと幸せなことでしょう。

 

 因みに、これがわが娘の映画観賞人生最初の1本になります。わたしの子に生まれたからには、この記録は何年経っても破棄されることはありません。わたしは映画館で観た作品の記録を完全に保有しております。わたしの人生最初の映画館観賞作品は『ドラえもん のび太の魔界大冒険(1984)』でした。子ども心に怖い映画で、本もよく書けていました。ドラえもんシリーズでも名作の部類でしょう。本命だった同時上映の『忍者ハットリくん+パーマン 超能力ウォーズ』なんて、ストーリーの欠片も憶えてないのだから間違いない。

 上記2本のアニメの後に見た3本目こそが、偶然にも1986年公開の『植村直己物語』でした。まだ、山を好きになる20年近く前の話なので、アンテナに引っ掛かることはなく、この観賞がわたしの山好きなる切っ掛けになったなんてことは微塵もありませんが、こういうのも縁だなあと感じるわけです。

 

 

 娘の1本目も巡り巡ってどこかに繋がっていくのかもしれません。(おわり)