栃木県宇都宮市で攀じるパパクライマー県議会を傍聴する。 | 栃木県宇都宮市で攀じるパパクライマー

栃木県宇都宮市で攀じるパパクライマー

人の親になっても頂きを目指し、家族と共に攀じり続けるパパクライマーの記録

 

 先木曜日に、仕事の関係ではじめて栃木県議会の傍聴に行ってきました。仕事のブログにも書きましたが、質疑並びに一般質問について傍聴することができました。いざ傍聴してみると、今栃木県政が、LRT事業を始め、中小企業・小規模企業の振興(オール栃木体制の構築)、6年後の国民体育大会の開催等、正念場と言える時期にあることがよく分かりました。

 昨年末に施行された「県中小企業・小規模企業振興条例」を踏まえ創設された「とちぎ地域企業応援ネットワーク」には、うちの代表も参加していますし、LRT事業も、未来の宇都宮しいては栃木を決める大事業で失敗は許されません。話を聞いていると背筋が伸びる思いでした。

 

 特に、2020東京オリンピックの追加種目となったスポーツクライミングは、わたしが所属している山岳会の上部団体「日本山岳協会」にも大きな影響を与えています。山好き(アルパイン)とスポーツクライミングの組織的共存共栄を模索し、新しい道を切り開いていくために、日本山岳協会は827日の臨時理事会で、協会の名称を「日本山岳スポーツクライミング協会」に変更することを承認しました。11月の総会で3分の2の賛成が得られれば、来年4月から正式に変更されるそうです。

 栃木は2022年に国体がありますからこの流れとは切ってもきれない間柄にあります。スポーツクライミングを統括する栃木県山岳連盟は、今後山とスポーツクライミングの関係についてどういう方針を取るべきか、県岳連の末席を汚している身としては、否が応でも考えさせられます。

 

 火曜日に投稿したわたしが参加してきた指導員養成講習会が、今年栃木で開催されているのも、この流れにあるものです。わたしは山登りもスポーツクライミングも双方嗜んでいるので、さほど難しい話ではないのですが、山登りしからやない、スポーツクライミングしかやらないという方達にとっては、わりと頭が痛い問題かもしれません。

 兎にも角にも、2020年、2022年なんてあっという間にやってきます。先手々で動いていかないと置いてきぼりをくうのは自分です。政治も生活も、趣味も仕事も、短中長の各ビジョンをしっかり持って取り組まねばなりません。(おわり)