湯川でのクラック初練習（近況479）から、クラックしたいクラックしたいと思っていて、ですが、残念ながら栃木に岩場は多くとも、クラックを練習できるようなエリアはないのです。あーショボショボとしょげかえっていると、湯川に誘ってくれた先輩が笠間に連れて行ってくれるというので、G.W.明けに笠間ボルダ―エリアで初クライミングできることになりました。先輩ありがとうございます！
笠間ボルダ―エリアは宇都宮から思ったよりかなり近くにありました。高速にのらなくても1時間弱。駐車場から目的の岩場までのアプローチも短く、感覚的には古賀志山のゲレンデに行くのとさして変わりません。こんなに近くにクラックを練習できる場所があったなんて。素晴らしいことこの上なし。
さて、笠間ボルダ―といってもボルダリングをしに来たのではなく、狙いはあくまでクラック練習。
笠間ボルダ―エリアには、クラック練習に相応しいターゲット（5.10c）という薄被りのハンドクラックルートがあるのですが、そのルートはトップロープが簡単に張れるので、わたしのような初心者がクラック練習をするのに最適なルートなのだそうです。
見てください！いやあ良いクラックが走っていますなあ。ワクワクします。ともあれ、登れたのかというと、トップロープでも半分しか登れませんでした。先輩曰く、わたしはハンドジャムより狭いクラックのほうが得意なようです。半分まで登ってクラックが広くなると途端に上がれなくなる。ギギギ・・・
別に手が痛いとかはないのですけどねえ。まだジャムれてないってことなのだと思います。ともあれ、先輩曰く、本ターゲットにクラック初心者を連れてきて、初日に上まで抜けられた人はいないとのこと。最速でも2日だそうです。
そう聞けば気分が楽だけど、次回は抜けねばならない。今後アルパインやっていく上では、クラック能力は必ず習得しなければならないもの。笠間が近いと分かった以上は、適時練習しに来たいと思います。
笠間はこれからの時期は蚊がすごいそうだ。本当か？蚊ごときで練習できないほどいるのか？確かめねばなるまい。笠間の蚊の量がどれほどのものなのかを！（おわり）