チェコスロヴァキアの写真家ジョセフ・クーデルカの日本初の回顧展に行きたくて、東京国立近代美術館まで足を運んできました。クーデルカは2011年の東京都写真美術館のプラハ1968展以来になりますが、あの時はジャーナリスティックなものが中心でしたが、今回はクーデルカのアートが全面に押し出ているらしいとあっては、足を運ぶしかありません。
しかしあれですね。圧巻でしたね。「ジプシーズ」、「エグザイルズ」、「カオス」などなど、どのシリーズも申し分なく素晴らしいです。虜になるとはこのこと、一度目にしたら最後、唸るしかありません。むむむ。。。。写真芸術というのは、絵画芸術と根本的に違うということが嬉しくなる眼差し。
退廃と官能という表現を誰かがしてたが、まさにそれだろうって思う。脳内イメージと意思を技術に託して、ここまで見事に具現化できるものなのか。単発作品でなく、どれもシリーズ構成で唸らせてくれるからたまらない。
いやあ、凄いのみたなあ、燃えるぅぅうう
せっかく東京国立近代美術館まで出向いたので、所蔵作品展「MOMAT コレクション」や「現代のプロダクトデザイン-Made in Japanを生む」展なども目を通してきましたよ。いい刺激になりました。がんばろう!!