近況356.未踏の滝でアイスクライミング♪ | 栃木県宇都宮市で攀じるパパクライマー

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人の親になっても頂きを目指し、家族と共に攀じり続けるパパクライマーの記録

先土曜は、チュルー遠征で知り合った岳連の大先輩たちの山行に加わってきました。栃木県でアイスクライミングをやるとなると、12月だと八ヶ岳方面まで遠征しなければなりません。滝というものは早々凍らないものなので、県内の滝は1月まで待たねばならないのです。だからアイスクライミングは年明けの1月中旬くらいからという意識が私の中ではあったりします。



しかし、その大先輩たちが栃木県内でも12月から凍る、しかも20~30mはあるらしい滝を奥日光で発見したらしいのです! らしいというのは、まだその滝に誰もアイスクライミングで挑戦したことがない(挑戦したと聞いたことがない)らしく、行ってみなければ登れるかどうか分からない滝だからです。てわなけで、その滝を目指して探検山行をしてみることにしました。登れなくても人が入ってないルートなのでワクワクです♪



といっても、某所から20分も歩けば辿りつける滝なので危険はないのですが・・・と高を括っていたら、冬型の到来で僅か数日で大雪となり、ルンゼをつめるには雪崩の危険がある状況に。。おまけに雪も深くラッセルしないと滝にたどり着けません!てなわけで、20分どころか40分以上もかかってしまいました。







目的の滝にたどり着くと、登れる状態で凍ってくれていたものの、斜度のゆるい部分は雪で隠れてしまっていて、滝自体は切れ切れの状態に。上写真のような感じで隠れたアイスを詰めていきます。







そして探索した結果、露出しているアイスクライミングできる箇所は2m20m5m3か所しかないことが判明。大先輩たちは落胆しておりましたが、私程度だと写真の20mの滝でもう十分。シーズン一登目のアイスだし、難易度なんてまったく必要ありません!



てなわけで、わたしだけガツガツと登らせて頂きました。日帰りでしたが、2045m1本登れたので、取れ高はバッチリであります。時間が空いてすっかり忘れてしまっていたアイスクライミングの基本も呼び起こせたので良かったかなと思います。今シーズンはアイスも積極的に挑戦していきたいですね。冬は、雪稜をとるか、スノーボードをとるか、はたまたアイスをとるか、悩みどころでございます。



ともあれ冬きたね。最高です♪(おわり)