木曜日、6月に八重山トレイルレースに出場する後輩に20㎞走ってもらいました。場所は、栃木百名山３座（氷室山、根本山、熊鷹山）を含む足尾山群の尾根コース20.6㎞です。一度尾根に出てしまえば、走りやすい尾根が続く良コースなので、興味のある方はチャレンジしてみてください。（トレラン難易度は低です）
【コース】学林口広場P→西沢駐車場→白ハゲ口広場→川コース→三滝→宝生山頂→氷室山頂→根本山頂→十二山頂→熊鷹山頂→学林口広場P
いうわけで、トレランなのでずっと道中は走っていたわけですから、立ち止まった山頂以外の写真はありません。別に自分大好きっ子でこんな写真ばかり投稿しているわけではありませんから悪しからず。因みに上が宝生山頂で下が氷室山頂です。
1200ｍない山々ですが、わたしはこういう里山が大好きなんですな。雪山縦走も好きだし、クライミングも好きだけど、こういう低い動植物がワシャワシャと生活している環境化の山が好きです。人と自然の境目のような気がするんですよね。日本百名山クラスになると、もう完全に登るためだけのような山に感じてしまって（まあわたしはそれはそれで大好きなのですが）、なんか命の輪の仲間に入れてもらえる気がする低山の感覚がたまらなく好きです。熊の子見ていた隠れんぼ～の世界というかね（笑）
栃木百名山２座目根本山頂。ここが一番高くて1199ｍあります。ここらへんは山岳宗教が盛んだった山々だったのですが、街から1時間もしないところで静けさや己を見つめ直す時間を得られるのも里山の魅力ですよね。山登りが信仰に繋がっていくのも分かる気がします。
十二山頂。
ここが最後の山頂、栃木百名山３座目熊鷹山頂です。ここには展望台が設置されていて、空気が澄んでいる時には、富士山まで見られるそうです。この日は皇海山方面が開けていて見事でした。ヤシオの花々も各所で咲いていて、目と鼻を楽しませてくれましたよ。
いうわけで、非常に楽しいトレランになりました。20㎞走ったことのないと言っていた後輩も思ったより遙かに走れていたので安心ですし、なによりもコースが楽で、まるでトレランやるためのような周回コースでした。みんなもっと走りにきたっていいんだからね！
最後に、この周回コースの氷室山と宝生山の間に道が通るようです。宝生山頂直下の登山道手前まで工事が迫っていました。この道ができると、氷室山（栃木百名山）なんてマイカー下車5分の山になってしまう。こうやって命の輪は断たれていってしまうのですね。輪が保たれている内に入ることができて良かったです。ありがとうございました。（おわり）