11-12シーズン。5回目!!(@スノーボード) | 栃木県宇都宮市で攀じるパパクライマー

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4回目から車探しと登山(結果体調不良で断念)で1週末空けて、2月の最終日曜日に5回目のハンタマ入りをしてまいりました。この日も山頂からの直滑降の練習でスタート。前の日の雪でモコモコと轍だらけのハンタマにしては滑りにくい難易度高め設定。ハンタマでしか滑らないおいらにはこういう日こそフリーランの練習にもってこい。午前中はずっと山頂におりました。


午後からはキッカーにインして、エアの練習。これが凄くイイ感じ。山頂からの直滑降が効いているのだ。助走ノーチェックでがんがんリップに突っ込んでいける。飛んでるのは中キッカーだから、ボトムは簡単に飛び越えられるし、徐々にオーリーも入れられるようになってきたから、かなりの浮遊感を得られるところまできた。


キッカーは2連になっているので、後半のキッカーではF3の練習。270まで回っているので、F3まであと少し。と思っていたら元マイミクさんからアドバイスを受ける。「おいらのF3は無理やり回そうとしている。それではダメ。かくかくしかじか」と。なるほど、確かに、おいらのF3は無理やり回しているのは真実だ。一昨年に成功したF3もおいらは無理やり回して成功したソレだった。だから、できなくなってしまったのではないか。よし、こうなったら、元マイミクさんのアドバイスを信じて、無理やり回すのは封印しよう。でもって、教わった方法論で一から始めてみよう。F3成功という意味では遠回りかもしれないが、これが結局はいろんな意味で有効な気がする。がんばろ


キッカーが閉じられてからは、パイプに入る。ここからが驚きの連続。キッカーにノーチェックで突っ込んでいたからか、パイプにドロップインするのが怖くなく、おいら的にはいつもより遥かにスピードをつけてパイプに飛び込んでいくことができる。当然アウトリップ間近まで行ってしまうが、対処できないから、そこで何することもできずに、兎に角ボトムに落ちる落ちる。。



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こんな風にね。でもまったく怖くはないし、恐怖心は沸いてこない。昨シーズンのようにコントロールを失ってなす術がないままに落ちているのではなく、ちゃんと防御姿勢で落ちることができているからだろう。常にボトムを見る腹側から落ちれているから、両腕で衝撃を吸収できているし、後頭部や腰を打つ心配がない。がしかし、顔面着地みたいなことはやってしまう。顔面着地といってもメット&ゴーグルなので鼻打ったりはしないんだけど、ゴーグルはしっかりと割ってしまった。嗚呼、長いこと一緒に滑ってきたゴーグルだったのに。。



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しかし、この破損は無駄ではなかった。先に登場した元マイミクさんにゴーグルやっちゃいましたと話しかけたら、アドバイスがもらえたのだ。いいスピードでドロップインできてるから、アウトリップしないほうが可笑しい。これとあれをしっかりやれば必ずリップを抜けられるはずだと。


わかりました。やってみます。


どりゃああああああああ。ふぅいーん!!


リップを抜けるというのは、どの程度のことを言うのか。おいらのような独学ヒトリストには判断材料がない。いままでのおいらのリップ間際のターンも抜けているんじゃないの?なんて思ったり思わなかったり判断できない状況であったが、本当の意味でリップを抜けると、そういう疑問は吹き飛ぶ。完全に抜けているのだから。宙に飛び出ている体感。。視界が青く染まるあの感覚。リップ抜けを本当の意味ですると、それははっきりと分かるのだと悟った。おいらは今シーズンの目標であったリップ抜けをこの瞬間達成したのだ。当然エアターンをしっかりと決めて(体がかって動いた)ボトムに戻れて大成功。成功したのはこの1回。次はまた上記のようなリップ付近から落ちるようなライド。


結論から言えば1回だった。この日できたのはこの1回だった。でも達成した滑りを終えて、元マイミクさんを見たらば、親指を立てて喜んでくれている。おお、やっぱりおいらはリップ抜けを達成したのだ。思えば、おいらは始めてF3を達成した時も偶然人にビデオ撮影してもらっていたし、初リップ抜けもこうやって目撃者がいる。本当に素晴らしいなあと思う。


元マイミクさんとその後話したら、エアターンは練習を積まないとできないですよ。立派ですとかなんとか言われてしまって、最近、他のあれやこれで週1でも滑りに来れてないような状況に、やきもきしながらのハンタマ通いだっただけに、嗚呼、コツコツと黙々と続けてきて良かったなあと。諦めなければ一つ一つクリアできるんだなあと、感無量である。


しかし、すべては元マイミクさんの的確なアドバイスあってのことである。元マイミクさんには感謝の気持ちでいっぱいだ。本当にありがとうございます!!


でもって、山頂からの直滑降フリーランやキッカーの練習などがパイプに活きまくっているこの事実。そしてパイプのエアターンがキッカーでのF3の空中の体のひねりや目線の感覚に似てる気がするんだよね。キッカーとパイプ、どちらか決められずに二兎追う状態でやってきたけど、それって実は間違いでなかったんでないの?なんて最近そんなことを考えている。兎にも角にも、今シーズンの目標1つクリア。あとはF3を一昨年ぶりに達成するだけ。


でも今年のF3は無理やり回さないよ。自然に回ってくれるまで待つ。どやさ!


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11-12シーズンイン!!(@スノーボード)

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