#9 キネマ刑事たまの新作レビューはメモ書きで起きてるんじゃない!現場で起きてるんだ!! | 栃木県宇都宮市で攀じるパパクライマー

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というわけで、映画ばっかり見ているのに映画のことをまったく書かないおいらのブログを少しくらいは映画色に染めようと始めた企画“キネマ刑事たまの手帳メモ”。これはおいらが自分のために観賞後に書き殴っておいたメモ書きをそのままブログに転載してしまえという乱暴な企画だったのだけど、メリットは結構あって、それは新しく自分でなんら書かなくても素材は山のようにあるという点。・・・だったはずなのに、いまだ転載できたのは102pまで。おいらのメモ書きは既に194pを超えているので、結局この企画もリアルタイムにはほど遠い企画となってしまった。非常に残念だ。いうわけで、それを補うためにも、ザクザクと皆さんの映画館観賞に役立つようなことも書いてみようと決意し始めた企画が、“キネマ刑事たまの新作レビューはメモ書きで起きてるんじゃない!現場で起きてるんだ!!”だ!(ドーン!!)


まず岡田茂の追悼上映で観賞した『仁義なき戦い 完結篇』から。シリーズを順に追ってきたなら完結篇もついでに観てね的な。『セカンドバージン<デジタル版>』は本年度ワースト候補筆頭。DOG×POLICE<デジタル版>』は、主演の奇妙な魅力以外に見るべきところはない(魅力だと思わない人も多かろうが)。『ミケランジェロの暗号』は娯楽作品として良くできている。『神様のカルテ<デジタル版>』は凡作。『ラスト・エクソシズム<デジタル版>』は、オチが野茂のフォークくらいの変化をみせる映画。きみは打ち返すことができるか。『ワイルド・スピード MEGA MAX<デジタル版>』はシリーズの中で一番良くできている。『ハウスメイド<デジタル版>』は、雰囲気はある。『夜明けの街で<デジタル版>』は、ミステリーとしてもラブストーリーとしても中途半端。『一命3D』は、オリジナルは越えていないが、現代風に仕上げながらも無駄な時代考証が楽しくて好印象。但し、海外を意識し過ぎていて日本人が観るとコテコテか。『アンフェア the answer<デジタル版>』は、劇場版一作目は駄作だったけれど、二作目はシリーズのファンなら楽しめる。


兎にも角にも、今なにを薦めるか問われたら、おいらは『ツレがうつになりまして。<デジタル版>』をオススメしますよ。個人的な物語に世界の広がりを与えることに成功しているし、演出と主演2人の相思相愛の仕事が素晴らしい。予告で受ける印象より骨太な作品なので、興味のある方は是非どうぞ。(おわり) 


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