『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命(いのち)の泉3D』PIRATES OF THE CARIBBEAN: ON STRANGER TIDES
主題感がまったくない。映画には必ず主題が必要だとは言わないが、最低限の主題“感”くらいはあるべきだ。本作は前シリーズを観ている人間を前提に話しが構成されており、予習していない人間が観ても得るものは極めて少ない上に、アクションシークエンスの見せ方もありきたりで、シリーズ初の3Dにしては暗いシーンが多いのも残念。ともあれ、キャラクターを知っている人間のツボはおさえてあり、魅力的なエピソードもあるので、ターゲット層には及第点をつけてもらえる出来にまではなった。
*これは感想文ではありません。