後記。~阪神ジュベナイルフィリーズ~ | 栃木県宇都宮市で攀じるパパクライマー

栃木県宇都宮市で攀じるパパクライマー

人の親になっても頂きを目指し、家族と共に攀じり続けるパパクライマーの記録

秋のG1予想対決2010

http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1592032284&owner_id=1064357


最終獲得P合計【たま4,080P/友人0P/マイミク5,150P】

   戦績 回収率 収支

たま 2勝7敗 8% -24,960

友人 0勝8敗 0% -24,000

マイミク 1勝8敗 20% -20,350

(残りレース数:2)


現状はこんな感じです。 


回収率8%ってトホホ。いやあ先週は競馬に取り憑かれてしまった。結果誰でも馬連数点で取れるレースを当ててないんだから困りものだ。こんな結果はおいらの最初の段階の予想だけで簡単に取れるものだ。それが時間をかければかけただけ迷走していってとんでもないところに辿り着いてしまうんだから、まさに予想の魔が降りてきてしまったということだろう。予想は制限時間を設けて、さくっとやるのがいいのであって、ダラダラと無制限にやって良い結果など出ようがないのだ。今回は週末のスノーボードの予定もすっとばして(夜予想ばかりしていたら寝過ごした)しまうほどだから、予想している時点から酷いなと理解はできていた。そんな酷いおいらの予想を一応来年のおいらのために記しておく。


今回おいらの予想の軸になっていたのは、調教師の動向である。本来おいらの予想は◎アヴェ○ホエール▲レーヴであった。これは阪神JFの傾向を踏まえて馬柱を眺めれば誰でも完成できる予想である。しかしおいらはアヴェの調整不足の情報を事前に入手してしまった。アヴェは2度の熱発で体重が激減しており、牧場から戻ってきてからも軽い調整しかできなかったというのだ。調教後の馬体重計測の時点でもマイナス体重である。この情報に間違いはない。しかも2歳戦上手の角居調教師がG1に和田Jを乗せてきた。角居&和田のコンビは本当に珍しいこと。今年G1で一度も馬券になってない和田Jをアヴェに乗せる時点で、そもそも勝負気配がまったくないのだ。おいらはアヴェを◎から×に急降下させる必要にせまられた(能力はこの中で一番なので調整不足でも無印にはできない)。


ここから迷走が始まる。おいらは基本的に競馬をスポーツと捉えているので、あまり公言したことはないけど、馬の能力や騎手の力量だけでなく、調教師を予想のファクターに大きく取り入れている。G1を勝つのは、選ばれた調教師管理馬が大半であり、そうでない時は様々な好条件に恵まれた時だったりする。しかし、それもG1による。トップ調教師の管理馬ばかり勝っているG1もあれば、トップ調教師もなかなか取ることができない紛れの多いG1も多数ある。つまり調教師というファクターも万全ではありえない。しかし、この阪神JFに限っては、トップ調教師の管理馬の天下である。G1勝ったことないような調教師が初G1が2歳G1でしたなんてことは絶対にない。阪神JFではG1未勝利の調教師管理馬は2着までと相場が決まっているのだ。


そういう意味で、◎アヴェを降格させたところで、○ホエールを本命に繰り上げるわけにはいかない。予想を再構築させなければ。そこで、登場したのが藤沢厩舎の管理馬ダンスファンタジアであった。確かにスローしか経験してない未知の馬であることは間違いなかったが、おいらはメディアの予想と違い、今回はスローの前々決着になると読んでいたので、スロー経験のみという点はあまり気にしてなかった。おまけにおいらを惹きつけたのが、藤沢厩舎らしからぬ、調整過程であった。藤沢調教師は2歳戦というのにまったく興味のない人で、サラブレットは2歳時に無理をさせてはいけないというのが持論の人なのだ。にも関わらず、今回のダンスファンタジアは、早くから栗東滞在して猛稽古を積んでいる。これは非常に珍しいこと。名門藤沢厩舎もG1勝ちは御無沙汰。ここは取りに来ていると考えていいだろう。それならばトップ調教師藤沢の管理馬ダンスを本命に抜擢してみようじゃないか。こういう運びとなる。レーヴは端から▲評価以上にあげる気がなかった。あしからず。


予想は吉田豊のフォーエバーマークが自分のペースで逃げきりをはかり、それを5番手あたりのダンスが交わすパターン。おいらが想定していたのは、ウオッカとダスカの年の前々決着だった阪神JF。しかし、予想に反してダンスは出遅れ暴走。フォーエバーマークはスローなのに控える競馬で見せ場なし。吉田豊J曰く「誰かが行くと思ったけど、誰も行かなくてペースが遅くなった。控えるつもりだったけど行った方が良かった。僕の判断ミス」。阿呆かと。つまるところ、見る側がどんな予想をしようとも乗り手の考えが違ければ、はまらないわけだし、そもそも前走ダンスがスローでも折り合っていたのに、今回暴走してしまったのは、藤沢調教師の猛稽古のせいなのではないだろうか。普段と違うことやるから。こうなる。これって、おいら以外誰にでも言えることなのだなあ。


兎にも角にも、今回は外すべくして外した恰好だ。時間ばかりかけ過ぎると自分の可能性ばかり追い求めるようになり、自身の予想の外れる確率やリスクからのバランス感覚というものをまったく失ってしまうのだ。予想が変な方向に向かっていくのが解っていても止められないもどかしさ。予想はすっきりさっぱりが一番良いという典型である。おいらには反省して欲しいと思う。ま、角居調教師がしっかりとアヴェを仕上げてくれさえすれば簡単なG1だったんだけどな!(残念)


そんなこんなで、G15連勝の夢は頓挫してしまったが、残り2つも当てる気まんまんな、いや違くて、残り2つもさらりと軽やかな感じで当てちゃうよ~みたいな感じのおいら。次回対決GⅠは、来週行われる朝日杯フューチュリティステークスです。本GⅠはmixi上では1回しか当ててない最近御無沙汰の鬼門のレース。買い方もワイド2点の年もあれば、馬連しばりや三連複しばりの年もありと千差万別で、一見するとなんともしようもないのだが、残り2レースとなっている今となっては、そうそう点数かけてポイントを分散しているわけにも行かないので、やはりここは点数を絞っての勝負というのが賢い選択だろう。おいらはこの対決にただ勝つのでなく、回収率100%超えを果たして勝たなければならないのだしね。というか、今季はレベルが低いなあ。最高でマイミクさんの20%って。とほほ


~第62回阪神ジュベナイルフィリーズの三者の予想は次の投稿で~